2011-01-01から1年間の記事一覧

滝尻の熊野古道館前の半堰止湖とその付近の様子

一昨日(9月15日)また、滝尻にある熊野古道館に行って来ました。熊野古道館は、管理人に指導された館員や中辺路町の観光協会の人々、さらにはボランティアらによって自力で復旧しておりました。私も微力を尽くしましたが・・・・。 しかし、目の前には相変…

台風災害後の滝尻王子神社と滝尻遺跡群

昨日(9月9日)再度、田辺市中辺路町滝尻にある熊野古道館へ行って来ました。 鮎川付近の国道はまだ復旧しておらず、鮎川から富田川の右側を走る旧道を辿って北郡(ほくそぎ)まで行き、そこから川を渡って一願地蔵のある西谷奥の、交通規制のかけられた狭い…

田辺市立熊野古道館付近の被災状況

日本山岳修験学会から帰って来た翌日(昨日の9月6日)、台風で床上浸水した田辺市立熊野古道館(滝尻に所在)の被害の様子見と後始末に行って来ました。 私は友人であるこの施設の管理者から頼まれて、主に展示されている文化財の調査とその活用に関するアド…

根津美術館蔵の落葉色紙

熊野参詣の道すがら後鳥羽上皇が各々の宿所で主催した歌会において参加者が自詠の和歌を書き記した「熊野懐紙」がたくさん伝えられています。 実はこの落葉に因んで詠われた根津美術館蔵の和歌は、形状から見て2首懐紙の後半部分にあたると思われます。藤…

並河靖之の七宝作品

京都市東山区の並河靖之七宝記念館(地下鉄東西線東山駅下車)所蔵の素敵な作品を紹介します。末娘が作品を見に行って感激して帰って来ました。 気に入ったという作品を3点紹介します。素敵な作品ですね。

夏の雲とハマユウ

いよいよお盆に入りました。遅ればせながら故郷の白浜の墓の掃除に行って来ました。 もうすっかり夏ですね。夏の雲がしっかりと辺りを睥睨していました。 帰り道で、ハマユウを見掛けましたので、その盛りを過ぎた姿を撮りました。しかし、白い花の輝きは依…

ササユリと、南部町と合併する前の旧南部川村のマンホールの蓋

紀南地方の野山ではササユリがあちこちに咲き誇っています。爽やかな野のユリです。 暑い最中に、群生するササユリを見ていますと、心に潤いが湧いて来ます。 【追記・訂正】ある方からのご指摘により、このユリはササユリではなく外来種(台湾系)のタカサ…

残暑お見舞い申し上げます。

残暑お見舞い申し上げます。 暑い日々が続いています。くれぐれも健康にご留意ください。 犬達との散歩の序でに空を見上げますと、鱗雲が空いっぱいに広がっていました。 ああ、もう秋がそこまでやってきているんだなあ、と思いました。そういや、8月8日…

散歩している途中で大きな鳥に出会う。

今日の夕方、いつものように犬を連れて散歩に出掛けました。田圃の中を走る道を歩いていた時、目の前に大きな鳥がいることに気付きました。 アオサギでした。 ちょうどカメラを持って来ていたので、鳥を脅かさないようにカメラを構え写真を撮りました。 途…

「紀州よさこい祭り」をちょっぴり見てきました。

昨日、和歌山市へ行って来ました。和地研の例会の会場が、本町通だったため、終わった後で「紀州よさこい祭り」をちょっとだけ見てきました。 皆さん、燃えていましたね。 来る時は本町二丁目バス停までバスに乗って来たのですが、帰る時は交通遮断されてい…

カンボジアの市場で買って来た玩具

この玩具はカンボジアの市場で買って来たものですが、この玩具の使い方、わかりますか。 使い方は、まず左手の取っ手を持ち、下に見える球体をぐるぐると回します。そうすると、円形の白い盤の下に吊り下げられた球体は、円形の盤の上に据え付けられた鶏の…

和歌山県では珍しい果物と夕方の空

昨日の夕方の北の空ですが、夏の空は未だ明るいですね。つい見惚れてしまいました。 川沿いの私の家の近くで、和歌山県では珍しい果物が実をつけているのを見つけました。 もうおわかりですね。リンゴです。 和歌山県は果物王国です。日本にあるほとんどの…

和歌山地方史研究会緊急シンポジウムの御案内

和歌山地方史研究会緊急シンポジウムの御案内

ミョウガの酢漬け

今年もミョウガと赤ジソの酢漬けを作りました。雨が多かったためか、ミョウガの生育はもう1つという感じです。やはり漬けて1日たったものが切れがよく、美味しさは一入です。 今年も楽しみが増えました。 【追記】今年はあまり作るつもりがなかったのです…

上富田の古代蓮

そろそろ蓮の季節も終わると思い、犬の散歩がてらに和歌山県西牟婁郡上富田町の古代蓮池に行って来ました。 でも、危ないところでした。間に合ったとはいえませんが、何枚かの写真を撮りました。 稲の実り具合も順調のようでしたし、近くではサルスベリのエ…

桃山のモモ到来、そして奉納舞踊「胡蝶」

今年も、紀北地方に住む叔母から、和歌山・桃山産の大きなモモが8個、箱入りで送られてきました。毎年のことですが、ありがたいことです。 早速、両家の仏殿に2個ずつ備え、別に2個、冷やして家人と共に頂戴しました。ジューシーで美味しかったです。 と…

熊野本宮大社社殿の修復

しばらく東京とその近辺にいました。学会の仕事がすんだ後、序でに孫たちと遊んできました。孫たちは大きく可愛くなっていました。保育所や小学校、保護者たち主催の縁日に行きましたが、入口近くにピンク色のフヨウの花が綺麗に咲いていました。 東京から…

熊野市有馬町の産田神社の「垢離掻場」・「まないたさま」に連れて貰いました。

熊野市有馬町の産田神社の「垢離掻場」と伝えられている「まないたさま」に連れてもらいました。 産田神社はイザナミノミコトが火の神であるカグツチノカミを産み落とし、陰部を焼かれて亡くなった場所です。その場所は石で囲まれた祭祀遺跡で、「ひもろぎ…

台風一過、でも・・・・。

だらだらと大雨を降らし風を吹かし続けて居座ったあげく、西日本各地に大きな被害を与えていた台風6号が、いつの間にか海の上に消えていきました。モヤっとした青い空と、夕焼け雲を残して・・・・。 でも、まだこれからも東日本各地に大きな被害を与えそ…

大馬神社本殿とその周辺の景観

大馬神社は、井戸川上流域の大馬にあります。本殿は、聳え立つ盤座(いわくら)と滝を背景とした神明造りの建物で、棟持柱によって支えられています。 その神域は、境内のスギの巨木と調和し、荘厳そのものの犯しがたい雰囲気を漂わせています。 拝殿です。 …

大馬神社社叢と「祓場」

大馬神社は元来、三重県熊野市井戸・大馬地区の産土神として大馬権現社と呼ばれていました。そこには大馬権現・熊野権現・大神宮・八幡宮などが祀られています。創始は明らかではありませんが、大馬神社は平安時代から祀られている神社で(大麻神→大佐神→大…

熊野市井戸川上流の清流

熊野市在住の桐村英一郎氏に案内していただき、熊野市の中心地を流れる井戸川の上流の熊野国総鎮守といわれる大馬神社に行って来ました。 途中で、橋を渡りましたが、そこから井戸川上流の美しい景色を写真に撮りました。暑い夏、その清流の美しさと涼やか…

神仏の森林文化シンポジウム

7月10日、田辺市本宮町で開催された神道国際学会主催の「国際シンポジウム神仏の森林文化」へ行って来ました。 前半の本宮宮司の九鬼家隆氏(「自然と人間の共存―再生の熊野本宮より―」)、山岳修験学会会長・慶応大学名誉教授の宮家準氏(「熊野の修験道」)…

和歌山県内文化財調査報告会へ行って来ました。

7月9日(今日)、和歌山市で開かれた和歌山県内文化財調査報告会へ行ってきました。いずれも素晴らしい報告ばかりでした。 表紙の写真は今回の目玉である『立野遺跡』の木材、木製品の出土状況を物語る写真です。弥生時代前期の土器と木製品、在地の石材を…

梅雨あけ宣言とすごい食欲

近畿地方が梅雨あけとの宣言が出されました。今日の昼からの空です。これを信じてもいいのかなあ・・・・。 それにしてもキイロスズメガの幼虫の食欲旺盛なこと。恐い位です。このまま放置してもいいのかなあ・・・・。 やはりムカゴと芋の部分を食べたいの…

今日はまた虫の話です。

今朝、庭と畑を見回っていた時、雨が降る中で八重のムクゲの花に留まって蜜を吸っているツユムシを見掛けました。 午後3時頃、ふと庭のフェンスを見ると、そこに絡み付いたヤマイモのツルに、緑色の蝶か蛾の幼虫1匹と、土色の蛹に変化しつつある虫が2匹…

またもや我が家の花の話です。

またもや我が家の花の話です。 7月に入り、モントブレチア(ヒメヒオウギズイセン)の可憐な花があちこちで咲き始めました。これは夏の季節の花ですね。 ボタンかシャクヤクか分りませんが、いつもの場所に赤紫の色をした花が咲きました。今年は、蕾が多く、…

蝶・蛾の幼虫とコスモスもちらほら

キカラスウリのツルに、蝶・蛾の幼虫らしきものがぶら下がっていました。何の幼虫でしょうか。 籠の中に入れて飼ってみてその正体を探り当ててみようとも思いましたが、あれこれ迷っている間に、翌日には消えていました。どうなったのかなあ・・・・。 以前…

ムクゲの花が咲き、キカラスウリの花と実が・・・・。

ムクゲ(ムグンファ)の紅色と白色の花が咲き始めました。いよいよ来るべき季節が来たという感じです。 昨日掲載したキカラスウり(当初は名前不明で、生垣のマキの木に絡みついていました)の写真を追加してあげておきます。 まず、キカラスウリの雄花です。つ…

今朝のカーディニングと田辺湾内の神島

昨夜は、クーラーを使っていない中で久し振りに快適に眠ることができましたので、今朝は気持ちよく起きることができました。 外に出てみると、生垣に、つる性の白く細い花弁を巻きつけた小さな花がたくさん咲いていました(笑)。捨てがたい味のある野草でし…