2010-02-01から1ヶ月間の記事一覧

栗栖郷と村君氏

前回に引き続き、『大塔村史』に書かせてもらった原稿(初稿)の一部を載せさせてもらいます。 写真(『和歌山県史 原始・古代編』より掲載)にあるように、薬を包むためにくちゃくちゃに丸められて破棄される可能性もあった正倉院文書の中に、牟婁郡出身の…

杏の蕾、そして花咲く。

今年も我が家の杏がピンク色の蕾をつけ、白い花も少しずつ咲き始めました。 さあ、今年は杏を中心にどのようなドラマを繰り広げてくれるか、楽しみです。

著作と論文、ご恵贈御礼。

西行学会会長で上智大学教授の西澤美仁先生から、西澤美仁編『西行―魂の旅路―』(角川ソフィア文庫、2010)をご恵贈いただきました。感謝申し上げます。 この本の中で、編者は「平安時代末期、武士の路を捨て、家族を捨て、ただひたすら和歌の道を究めるため、…

尾鷲市向井浦~行野浦まで行って来ました。

センターからの帰り道で少し時間があったので、尾鷲市の向井浦から大曽根浦をへて行野浦近く、つまり尾鷲湾頭まで行ってきました。 1枚目の写真・・・・向井浦と大曽根浦との境目にある2つの小島が見えます。左手の小島の磯で多くの人達が海草をとっている…

三重県立熊野古道センターにて。

さて、いよいよ今回のミニ旅行の最終目的地である尾鷲市向井の三重県立熊野古道センターにやってきました。 ここは、熊野古道(「伊勢路」)の世界遺産登録を記念して、三重県が熊野古道を訪問する人々に熊野古道や古道周辺地域の情報を提供し、地域の人々との…

尾鷲神社の桜とクスノキを見る

尾鷲市北浦町に入り、旧熊野街道沿いにある尾鷲神社に着きました。写真は本殿を撮ったものです。この神社の祭神は、タテハヤスサノオノミコトです。 社地には、目が覚めるような綺麗な桜が咲いています。 さらに、社地には三重県天然記念物に指定されている…

熊野の清滝

熊野の清滝です。 冬ですから水量は少ないですが、静かに水が流れ落ちてきました。

熊野市の「花の窟」と「獅子岩」。

南紀州のミニ旅行の続きを書きます。 熊野市のおなじみ花の窟に行って来ました。この神社(1枚目~4枚目の写真)は国道42号線沿いにありますので、入りやすくて助かります。 花の窟は、『日本書紀』でイザナミノミコトが葬られた地との神話の残る聖地です。 …

田辺の新庄親水干潟公園にいるカモの団体。

紀伊半島南部のミニ旅行の話を続ける前に、一昨日、新庄親水干潟公園を通りかかりましたので、ブログ友達の「いそひよ」さんが1ケ月前に紹介されていたここで越冬中の「ヒドリガモ」の団体の写真を、性能がやや落ちますが、私のカメラで写して来ました。 「…

七里御浜フェリー沈没事件

昨日、新宮に行く用事があり、泊り掛けで行ってきました。 お陰様で、いくつかの成果がありました。 実のなる種はまいてきましたので、行って良かったです。 今日、三重県尾鷲市まで足を伸ばしてきました。 まず、三重県熊野市御浜町付近でこんな写真を獲り…

春に向けて熊野古道を歩く楽しみ

熊野古道に癒しの効果があることがあらためて確かめられました。 私は熊野古道のみならず熊野の山々をかなり踏破してきましたが,その魅力が消えることはありません。 一時期,心臓病で山へ登れず里歩きで我慢していた時期がありましたが,少しずつ元気を取…

今年も、名も知れぬ鳥が巣作りするために我が家にやって来ました。

今年も、名も知れぬ鳥が巣作りするために我が家にやって来ました。 巣は私の部屋の外にある北北西と北北東に面した2つの戸袋の中です。もう10年以上も続いていますが、北北西の戸袋は閉鎖してしまったため、近年は北北東の戸袋に巣作りをしています。 ただ…

滝尻王子社内に設置された宝篋印塔

ここに掲載したのは,古くから熊野三山への入口に当たると認識されていた滝尻王子社内に設置された宝篋印塔の写真です。 宝篋印塔とは,皆様ご承知のように,鎌倉時代前期以降,専ら死者の墳墓の標識や経塚の標識として,あるいは死者の追善供養や生者の逆修…

熊野の国の元の領域とは??

今日、白浜へ墓参りに行って来ました。途中、田辺市芳養川畔で紅梅を見掛けました(1枚目の写真)。白梅ばかり咲いている中で、たった一本しかない紅梅が目立っていました。 ようやく、頼まれ原稿を1つ書き上げました。 大化の改新(7世紀中頃)以前、紀伊…

フクジュソウの開花

今年もフクジュソウの花が咲きました。 ちょうど雨がやんだ後で写しましたので、雨の滴がまだ残っています。

梅と雪と彩雲と。

またまた梅の話題で申し訳ありません(笑)。 昨日、梅の里に雪が降りました。しかし、窓から見える梅畑では、ほとんど積もらずもうすでにかなり溶けていましたが、まだ少し残っています。 空には太陽の輝きを受けた彩雲が見えました。何か好いことが起こりそ…

大手前大学史学研究所主催シンポジウムのおしらせ

1枚目の写真は、家人が地元住の知り合いからもらってきた「まりひめ」という名前のイチゴです。 このイチゴはあっさりとした味が持ち味のようで、熟れていないように見えて味はしっかりとしていました。 中国明代末期のお皿に盛りました。図柄は、梅にウグ…

春を寿ぎて、たまの一杯!!

梅の話題で賑わっています。 梅の図柄を描いた、中国明代末期の杯をまず挙げてこの季節を寿ぎたいと思います。 杯の表面はもとより見込みにも梅の木があしらわれています。筆に勢いがあり、私のお気に入りの杯の1つです。買った時、やや杜撰な修復が底部に…

南部平野の南高梅満開

朝方は相変わらず寒いですが、だんだん暖かくなってきました。 南部梅林、岩代梅林以外の南部平野でも南高梅が満開となりました。香りも徐々に強くなってきました。特に早朝の梅は、紅梅以上に強い香りがします。 いい季節になってきましたね。

南部町鹿島神社での節分祭

家人と義母が年中行事や我が家の行事を大切にする人ですので、不精な私も便乗させて貰って楽しんでいます。 午後7時30分に、近くの鹿島神社で恒例の節分に伴う祭りが始まりました。先ずは、火を焚いて、信者から集めた去年の反省や今年の願望を書いた札を、…

オートハープを奏でて歌う矢口周美さんの歌声

昨日、約束しました、オートハープを奏で、マイクなしで歌う矢口周美さんの歌声を、お楽しみ下さい。 そして、よかったらCDも買ってあげて下さい。 http://www.youtube.com/watch?v=AAirw7cOho8

矢口周美さんの歌と語りのミニコンサートに行って来ました。

1月31日に矢口周美さんの歌と語りのミニコンサートに行って来ました。 昨年はコカリナの演奏が中心でしたが、今回は単独でオートハープを奏でながらのミニコンサートでした。70名ほどの男女や子供たちが集まりました。 綺麗な伸びのある歌声を聴かせてもらい…

これは何という植物でしょうか??

娘が、「私今これを育てているの。何の花だかわかる??」といって私に見せてくれました。 厚い目の葉と葉の真ん中に、茎のようなものが見えますが、これが大きくなって美しい高価な花を咲かせるそうです。 いったん枯れていたものを小さな芽から育てていたそ…