2011-01-01から1年間の記事一覧

もう梅雨明けか。と関係なく、半夏生とランタナが・・・・。

しばらく気付かなかったのですが、緑の葉が白化粧をしたかのようになった半夏生がこの暑さの中で元気に咲いているのを見つけました。暑さのため、写真が靄って写っていますが、我慢して下さい。 「梅雨明けか と関係なく 半夏生」 少し離れた場所に、暑さに…

大阪市内のマンホールの蓋絵と、今読んでいる『世界遺産が消えていく』という本。

大阪市は南北ともに大きく変貌しつつあります。でも、わざわざ行ったのにその写真は撮っていません。 場所はどこだったか忘れましたが、こんな大阪市のマンホールの蓋を見つけました。月並みなものですが、名所が盛り込まれています。 中村俊介『世界遺産が…

和気の本龍寺境内と御本明神社の跡地にて

熊野市和気の本龍寺本堂の鬼瓦です。いいでしょう。 本堂の片隅に植えられていた奇妙な形をした紅い花の咲いた木です。どなたかこの花木の名を知りませんか。 【追記】千の風さんやくまおさんたちのご教示でこの花はアメリカデイゴであることがわかりました…

三重県熊野市紀和町和気の本龍寺境内でツマグロヒョウモンと出会う

今日、三重県熊野市紀和町和気にある本龍寺境内へ石塔の調査に行って来ました。当初、行く予定はなかったのですが、今抱えている研究課題を深化させていく上でどうしてもここに行く必要が出てきたため、行って来ました。 本龍寺の本堂は江戸時代前期・元禄…

今咲いている色々な花々

何か不思議な現象が身近な自然界で起こっています。 いったん終わったはずのつる性の小さな紅いバラがまた同じ場所で咲き始めました。どうなっているんでしょうね。まあ、可愛いといえば可愛いのですが・・・・。同じつる性の紅いバラでミョウガの集団の中…

我が庭の片隅から

キキョウが咲き始めました。季節を間違えたわけではありません。早咲きの品種なんです。切ると殆どがすぐに萎れてしまいますので、花瓶に活けるのが特に難しい花です。 でも、家人が活けると長持ちして蕾まで花瓶の中で咲いてしまうのですから、不可思議で…

『海の熊野』という本が出版されました。

谷川健一・三石学編 『海の熊野』(2011)という本が出版されました。出版社は東京の森話社です。定価は本体3500円+税です。 私も一文を書いています。興味ある方はどうぞ買って読んで下さい。 執筆者は15名です。数人、執筆がダブっている人達もいます。 …

濡れ済みのイソヒヨドリと父の日の贈り物

今日、雨の中を久し振りにイソヒヨドリのオスが飛んできました。でも、雨に打たれたため、毛がかなり乱れていました、可哀そうなくらいに・・・・。 一見して作り物のように見えましたが、飛んできたところを目撃しているので本物であることは間違いありま…

今年の分の梅酒と梅ジュースを作り始めました。

今日、家人が今年の分の梅酒(1枚目の写真)と梅ジュース(2枚目の写真)を作り始めました。どうやら、あらかじめ熟成させておいた梅を使ったようです。 今まで生の青梅(南高梅)から漬けていたのですが、今年は初めてあらかじめ熟成させておいた南高梅を使い…

ヤマアジサイの美の輝き

梅雨の到来とともにますますその存在感を顕著化している植物がアジサイです。 私は、その中でも日ごとに色の深まりを見せるヤマアジサイに熱中しています。もう何回か撮った写真をご覧いただいたので、珍しくも何ともないのですが、我慢してお付き合いくだ…

新庄公園と鳥ノ巣半島から遠望した白浜町と田辺湾の西半分

空は曇っていましたが、犬を連れて新庄公園に散歩に行って来ました。犬は大喜びでしたが、ここにはダニがいるそうでそれが少し心配でした。たぶん・・・・。 近くの芝生に雀がやって来て、何やら餌を食べていました。 帰りしな海岸に出て、田辺市の西端にあ…

今年も我が家では梅酒と梅ジュースを作ります。

家人は、今年もこの南高梅(一部です)を使って、梅酒と梅ジュースを作ります。 義母は、南高梅を使って、今年も梅干を漬けるそうです。楽しみです。 今日、珍しい梅干を食べさせてもらいました。「トマトウメ」という製品で、梅をトマトのエキスに漬けて作っ…

田辺市天王池の怪と鳥たち

昨日、空は曇っていましたが、買い物に出かけて来ました。 いつものように田辺市天王池の近くを通りかかりましたが、池面の異常さに気付きました。池面があまりにも緑っぽく見えました。 車から降りて池に近付くにつれてその原因が解りました。 池面は一面…

我が庭の花と蝶

一昨日、書き掛けの論文(史料紹介)を仕上げるため、熊野新宮へ史料の内容を確認しに行って来ました。史料を借りて帰ることができず手元で細かいチェックができないため、かなりの思い違いと読み間違いがあることに気付き、せっかくできた論文をかなり書き直…

名古屋の地下街、いいでしょう。どの辺りだと思いますか。

名古屋で見掛けたちょっと素敵な地下街の光景です。 さて、ここはどの辺りだと思いますか。

京都女子大学公開講座と和歌山地方史研究会例会の御案内

梅雨を向かえ、皆様いかがお暮らしでしょうか。 ガクアジサイの一種であるヤマアジサイが我が庭で満開です。色調に変化があって綺麗でしょう。中の部分はまるで宝石のように輝いています。 京都女子大学から宗教文化研究所公開講座の御案内(お2人ともこの世…

琵琶湖疏水と取入口

京阪電鉄三井寺駅を降りるとすぐ近くに琵琶湖疏水とその取入口があります。琵琶湖疏水取入口は第1と第2があり、疎水そのものは並行して大津から京都へ流れて行っています。 向こうに見えるのが三井寺観音堂下の長等山トンネルです。琵琶湖疏水は、あのト…

三井寺 ③

三井寺境内、まだ見残した場所はたくさんありました。でも、微妙寺にお参りし、2008年に大阪市立美術館で手を合わさせていただき大好きになった美麗な十一面観音菩薩立像(9世紀制作、国重文)が安置された場所に頭を垂れた後、いよいよ最後の場所に向かいま…

円珍や源氏と関係深い不思議な神像と建物

三井寺境内の北側に、14世紀中頃、足利尊氏が寄進したという国宝の建物があります。この建物が新羅善神堂です。 特に、正面の欄間に彫刻された鳳凰と牡丹唐草の文様は傑作といわれています。 なぜ、足利尊氏が寄進したかというと、この新羅善神堂に祀られて…

三井寺 ②

この建物は、豊臣政権の5大老の1人であった長門・周防・石見の大大名・毛利輝元が寄進した経蔵(きょうぞう)です。この経蔵は、周防国山口の国清寺にあった室町時代の建物でしたが、慶長7年(1602)にここに移築されました。現在は国重要文化財に指定されて…

三井寺で興味深いものを発見

三井寺で興味深いものを発見しました。 御札を括りつけるために作られたものでしょう。金堂の直ぐ近くにありました。願いが叶えられるといいですね。 金堂のこの木組みが何ともいえずいい味を醸し出していますね。寺院建築を見る時には必ずこの部分を見上げ…

熊野本宮大社修復工事の記事。

去年、三重県熊野市在住のK氏を訪ねた帰り道でモミジバゼラニウムを買いました。そのモミジバゼラニウムが朱色の小さな花を咲かせました。本来、その葉のほとんどが茶色に変色していますので、葉だけでも十分に観賞に値するのですが、こうして小さな花が咲…

『緊急出版特別報道写真集 2011・3・11大震災―発生から10日間の紀禄―』

宮城県仙台市に住む知人の熊野稔氏から、河北新報社刊『緊急出版特別報道写真集 巨大津波が襲った 2011・3・11大震災―発生から10日間の紀禄―』が送られて来ました。 ありがとうございました。 取り急ぎ、ご紹介いたします。どうか多くの方にご覧いただけれ…

三井寺境内の「熊野社」と「光浄院」の総杮葺きの客殿外観。

久し振りに三井寺に行くことになって、是非とも行って見て来たかった建物は、この境内にあるはずの「熊野社」と、三井寺山内にある「光浄院」の総柿葺きの客殿(国宝)と庭園(国名勝)でした。 熊野三山は、11世紀末期以後,三井寺(園城寺)の支配下に組み…

三井寺を訪ねて ①

三井寺は、天台宗寺門派の総本山です。三井寺の正式名称は、園城寺です。この長等山山麓の広大な地域に、天智天皇の皇子・大友皇子(弘文天皇)の子大友与多王によって大友氏の氏寺として建立されたと伝承されています。そのことは、境内から白鳳時代の瓦が…

雨の中、滋賀の三井寺(園城寺)で生き生きとした自然と出会う。

国際熊野学会南山大学大会2日目の当夜、息子や娘のいる京都のマンションに泊めてもらい、翌日の5月23日、久し振りに滋賀の三井寺(園城寺)に行って来ました。 国重要文化財の仁王門です。入母屋造りで桧皮葺の屋根をもつ室町時代前期の建物で、甲賀郡石部…

ポール・スワンソンさんが紹介した写真。

5月21日の午後、国際熊野学会南山大学大会でパネルディスカッションがありました。そこで、南山大学教授のポール・スワンソンさんが2番手として登場し、「私が見た昭和20~30年代の熊野」について、彼の母親が撮った写真を見せながら、戦後、彼が1歳にな…

国際熊野学会南山大学大会のこと

むさ苦しい格好をした、まるで私のようなうちひしがれたムクドリに出会いました。思わず、頑張れと声をかけていました。それに引き換え、メスは顔が見えませんが、すっきりとしていますね。 私も、これから公私ともに頑張っていきたいと思います。 国際熊野…

ヤマアジサイの花が咲く頃、ハーブ茶をいただきました。

ヤマアジサイの花が咲き始めました。これからさらに控え目な調子で花が咲き誇ってくれることを願っています(笑)。 近くでは茗荷の葉も生え揃ってきました。根の部分の収穫が今年も楽しみです。 ハーブ(ミント)の葉の新芽も出てきましたので、今日、久し…

田辺国際交流協会主催の「モンゴル 草原の風の調べ」へ行って来ました。

5月15日に、田辺国際交流協会主催の「モンゴル 草原の風の調べ」へ行って来ました。 演奏家マハバル・サウガゲレルさんのホーミーやリンベの演奏、演奏家劉國興さんの馬頭琴の演奏を大いに楽しませていただきました。