2007-10-01から1ヶ月間の記事一覧

ローマン・ガラスの拾い物。

これも拾い物です。 ローマン・ガラスです。モザイク法によって作られています。2000年前のものでしょう。 1枚目の写真が,破片の内部を写したモノで,2枚目の写真は,破片の外部を写したものです。裏表の関係にあります。 破片ですが,水を濡らして内外両…

熊野三山検校行尊の『新古今和歌集』断簡

熊野三山検校行尊の『新古今和歌集』断簡を,関西大学教授・田中登氏論「伝後鳥羽天皇筆・水無瀬切」〈『小さな蕾』306号,1994〉より引用・紹介させていただきます。 熊野三山検校行尊(1055~1135)は,参議源基平子で,天台宗の園城寺で出家し,大峰山・葛…

「紀州の郷土玩具」の展示

和歌山県立紀伊風土記の丘で「紀州の郷土玩具」の展示が行われています。 展示には多くの個人コレクション(奥村コレクション,秋山コレクション,小倉コレクション,駒井コレクション,前田コレクション,津村コレクション)に協力して頂いたそうです。 下に…

バースディ・プレゼント

知人からリクエストがありましたので,恥ずかしながら(ちょっぴり嬉しい思いを噛みしめながら),家人のバースディにプレゼントした,フラワー・アレジメントをブログに載せさせて頂きます。 知人からのコメントに対して,本当は花の名前をあげさせていただく…

横浜にて,そして飛行機上にて

1枚目の写真は,娘や孫達と横浜市内の西洋料理店で食事をした場面を撮った写真です。1歳になったばかりの孫が食事の器に顔を突っ込んで御飯を食べています。 恥ずかしい(笑)。 でも,可愛い・・・・!! 2枚目の写真は,家人のバースディーを祝うため買いに…

千葉県袖ケ浦市郷土博物館を見学

10月20日,まず千葉県袖ケ浦市郷土博物館に定期バスで行き,開館25周年記念特別展「房総と熊野」を見学して来ました。 バスの中で,静岡県からやって来た考古学者のY氏,さらに和歌山県から東京へ長期出張中のA氏らと出会い,再会を喜び合いました。 1枚…

千葉県姉崎天神山古墳散歩

10月20日,姉埼神社へ参拝したあと,千葉県史跡に指定されている姉崎天神山古墳に行って来ました。 姉崎天神山古墳は,千葉県下第2の大きさを誇る前方後円墳です。全長130m(復原数値),後円部の径約67m,高さ12m,前方部の長約50m,高さ7mあります。 …

千葉県市原市の姉埼神社へ参拝。

10月20日(土)に,千葉県袖ケ浦市郷土博物館開館25周年記念特別展「房総と熊野」と袖ケ浦市郷土博物館主催・国際熊野学会共催の記念シンポジウム「房総と熊野をつなぐもの」へ行って来ました。 その前日の19日(金)に,千葉県市原市姉崎に宿泊しましたが,翌日…

ひろってきた岩石あれこれ

私には奇妙な癖があります。趣味といってもいいのですが。 それは,旅であちこちに出掛けた際に,気に入った岩石を拾って帰って来ることです。他人には何の価値もないものですが,これが好いんですね。 でも,中にはちょっとは価値のあるものもあります。い…

シロマンジュシャゲを瓶に生ける

今日,家人が知り合いからもらったといって,シロマンジュシャゲの花を持って帰って来ました。 自然に生えている状態を写真に撮るのもいいのですが,気に入った瓶に生けてみるのも一興と思い,生けてみました。 この瓶はふだん徳利として使っていたものです。…

紀州備長炭と木炭車。

和歌山はウバメガシを原料とする紀州備長炭の故郷です。 旧南部川村と田辺市が生産の多い所ですが,田辺市上秋津に紀州備長炭発見館があります。そこには備長炭窯もあり,窯で焼いた炭でバーベキューを楽しむこともできます。是非一度,お立ち寄りください。…

高橋修氏著『異説 もうひとつの川中島合戦』を推薦。

今もっともタイムリーな本を紹介します。 高橋修氏著『異説 もうひとつの川中島合戦-紀州本「川中島合戦図屏風」の発見-』(洋泉社,2007)がそれです。 上杉謙信の軍師として,NHK大河ドラマ『風林火山』に,緒形拳扮する宇佐美定満(定行??)が登場し,上…

『和歌山地方史研究』53号の内容紹介

和歌山地方史研究会は{『和歌山地方史研究』53号(2007年6月)を発行しました。 その主要な内容は次の通りです。 研究 寺西貞弘「大宝神祇令施行と伊太祁曾三神分遷」 岡本寿郎「三尾カナダ連絡協会と戦後送還舎の奇跡-和歌山県三尾地区とカナダのトロント-…

ガランガランという音を鳴らす銅鐸(銅製のベル)

数年前に同好人から小さな銅鐸(銅製のベル)を譲ってもらいました。 中国の三国時代のものだとのこと。 中に舌が入っているので振るとガランガランという好い音がきこえます。たぶん放牧地でその居場所を知らせる為に,家畜の首にぶら下げられていたものでし…

愛着の犬型陶笛

両親は,昔から土鈴を集めていました。日本各地を旅した記念に土鈴に的をしぼってコレクションしていたようです。今でもたくさんの土鈴が実家に残されています。 その影響もあってか,私は大好きな動物の土偶を中心に世界各地の土偶を集めています。 中でも…

一昨日~昨日にかけての脈絡のない写真。

1枚目の写真は,和歌山県立博物館から撮影した和歌山城の写真。 2枚目の写真は,考古学研究会で発表を終ったばかりの友人のK氏を撮った写真です。 彼の発表はパソコンを駆使した映像による発表でした。未来志向の発表ですね。彼に比べたら私なんか未だで…

田辺の「現代彫刻」探訪

田辺市の銀座通りに,現在彫刻が多く置かれています。 順番に作者名と作品名をあげると次の通りです。 竹末栄三「砂漠の行商人」 「カニ」 「樹海の番人」 他2点 山根淳史「セキレイ」 「ペリカン」 「コウモリ」 素晴らしい作品ばかりです。是非とも一度,…

充実した1日。でも,・・・・。

本日,和歌山で集中的に勉強してきました。 和歌山県立博物館で開催された『熊野本宮大社と熊野古道』展を見学し,学芸員のW氏やT氏に逢ってきました。O氏には逢えませんでしたが・・・・。 写真は和歌山県立博物館で買った図録を写したものです。 お買い…

本日,集中的勉強日。

本日,10月6日は集中的勉強日です。 まず,和歌山県立博物館で開催される『熊野本宮大社と熊野古道』展を見学し(T氏やO氏に逢えれば良いなあ),ついで,和歌山市立博物館で開催される,紀伊考古学研究会の第10回記念大会『和歌山・弥生時代と銅鐸』に参加…

中島誠之助著『ニセモノはなぜ,人を騙すのか?』は面白い。

中島誠之助著『ニセモノはなぜ,人を騙すのか?』(角川新書,2007)は面白い本です。 中島誠之助氏は骨董業界の有名人ですが,特に最後の章がこの本が日本文化論となりえている最大の理由でしょう。 第一章,なぜニセモノに引っ掛かるのか 第二章,ニセモノを…

袖ケ浦市郷土博物館開館25周年記念特別展「房総と熊野」のおしらせ

おしらせ ☆千葉県袖ケ浦市郷土博物館開館25周年記念特別展 「房総と熊野」 日時 2007年9月29日(土)~11月11日(日) 会場 袖ケ浦市郷土博物館(千葉県袖ケ浦市下新田 袖ケ浦公園内) ☆袖ケ浦市郷土博物館主催・国際熊野学会共催の記念シンポジウム 「房総と熊野…