2008-09-01から1ヶ月間の記事一覧
遅い昼食の後,ルアンナムターの町中にある国立ルアンナムター博物館を見学しました。わずか30分でしたので,すべてを紹介できませんが,目にとまったものだけを紹介したいと思います。 1枚目の写真。ルアンナムター博物館入口の看板の写真です。風格があり…
いったんルアンナムターの町に帰り,途中で左折しター川の支流の近く,水田地帯の真ん中にあるタイダム族(黒タイ族)の村に,11時30分に到着。 ここは特に織物で有名な村だそうです。 1枚目の写真。村の周りに水田が大きく拡がり,遠くに標高1500m~2000m…
ランテン族の村からもと来た凸凹の道を車で引き返していました時,急にT先生が車を止めるようにと叫びました。何事ならんとT先生の指さす方向を見ますと,そこに驚くべき高床倉庫(米倉)が建っていました。 1枚目の写真がそれです。 すぐさま外に飛び出し…
しばらく所用と調査のため留守にします。 ブログのコメントにはできるだけ応答させていただきますが,ブログの更新はできませんのでお許し下さい。 写真はラオス山奥の陸稲と水稲の同時栽培風景を撮った珍しい写真です。
9月3日 前日宿泊したルアンナムター(ヴェトナム,中国,ミャンマーとの国境線近く)のホテルを出発し,少数民族の村々を訪問するため,ムアンシン方面に向かって北上し,途中で右折してナムター川を渡り,その支流に沿って高い山に囲まれた山間に向かいまし…
いよいよお彼岸の季節にはいりました。 それとともに思いがけぬお客様がやって来ました。 1枚目の写真。ガチャガチャという鳴声はききませんでしたが,クツワムシでしょう。網戸にしばらくとまっていましたが,目を離した隙に消えてしまいました。 2枚目の…
昨日掲載した「モン族のソングチャ村」の続編です。 実は,この広場で,嬉しい一期一会(いちごいちえ)の出会いと,反対のくやしい出会い,次に繋がるモノとの出会いがありました。 1枚目の写真。私達がこの村を訪れたことを,千木(ちぎ)で押さえた大きな藁…
現在のラオス人民民主共和国は多民族国家です。 ラオスを構成している主要民族は,高地ラオ(ラオ・スーン),中地・山地ラオ(ラオ・トゥン),低地ラオ(ラオ・ルム)に分かれつつ総人口の約半数を占めているラオ民族で,彼等はタイ民族に近い言語を話す民族です…
ルアンパバーンから車で20分ほど走ったところに,バーンサーンコーン村とバーンシェンレック村があります。プーシーの山に向かう前に出かけてきました。 手前にある集落が紙漉きのバーンサーンコーン村で,そこから歩いて直ぐのところに織物のバーンシェンレ…
ラオスは,スリランカ,ミャンマー,タイ,カンボジアなどと同じく,上座部仏教の国です。上座部仏教は,テラワーダ仏教ともよばれています。 上座部仏教徒の男達(少年から老人まで)にとって,剃髪し黄衣をまとって寺で暮らすという経験は,社会主義の国にな…
昨夜,いつものいきつけの地産地消の店で珍しい黄桃を見つけたので買ってきました。 1枚目の写真。 かつらぎ町産の黄桃です。1個300円と高目ですが旬が短いとのうたい文句に促されて買ってきました。 お尻を客に向けて用器に入れられていました。ちょっと…
ちょっと煮詰まってきましたので,当初の予定を変更しまして,このへんで北緯20度付近(日本近辺にたとえると,日本の沖縄とフィリピンの国境付近)にあるルアンパバーン郊外の素敵な景観を紹介します。 世界文化遺産に指定されたルアンパバーンにあって,この…
かつて王宮だったルアンプラバーン国立博物館の正門前に,通りを隔ててプーシーの山とよばれる,標高150m(海抜700メートル)の丘があります。 1枚目の写真。料金を支払って,328段の階段を直線にそして途中から巻くように林の中を上っていくと頂上に到達し…
以前,メコン川を空から見た時,「感動よりも先に,何と赤く淀んだゆったりとした川だなあと思いました。この大河の印象は後に裏切られることになりましたが,それはまた別のところで・・・・」と書きました。そろそろ,このへんで「ボート・レースの迫力」…
ルアンパバーンのワット・シェントーンの船庫に2艘の長い船が保管されています(1枚目の写真)。 仏教行事である雨安居明け(ブン・オークパンサー)の頃に,ラオス各地でこのような龍神をあらわす船を使った恒例のボート・レース(ブン・スァンフア)が行われま…
ワット・シェラトーン境内の南東・サッカリン通りに面した一見豪華な御堂。この御堂は,ホーラー・サロットとよばれています。ホーラー・サロットとは霊柩車庫のことです。 薄暗い倉庫の中にある,巨大な船に金色にぬられた龍を取り付け(1枚目の写真),仏像…
1975年,ラオスでおこなわれた社会主義革命により,仏教が否定されました。当然,旧都・ルアンプラバーン(新名ルアンパバーン)の,80を超える寺院や,そこで寝食を共にする僧侶たちの存在意義さえ危うくなりました。 しかし,1980年代後半から開始された開放…
2日目の朝,ラオス(本当はラオというそうです)の首都・ビエンチャンの国内空港(昨夜到着したワッタイ国際空港とまるっきり同じ所にあります)から,世界遺産として有名なルアンパバーン(旧名ルアンプラバーン)まで飛行機で一っ飛び(所要時間は40分あまり)。 …
ただいま!! 昨日,ラオス民俗調査旅行から無事に帰って来ました。 K女子大名誉教授のT氏を代表とする総勢7名の私的旅行団で,短期間でラオス北部地域の民俗の概要を見て回ってきました。 これから興味のおもむくままにその概要を紹介していきます。 まず…