2007-08-01から1ヶ月間の記事一覧

北山の瀞峡めぐり

熊野川の支流・北山川奥瀞の峡谷美を観賞するため,和歌山県北山村音乗~小松間,音乗~瀞八丁間を観光筏下りが運航しています。これは予約が必要ですが(たぶん今夏は予約オーバーでしょう),すごいですよ。 今回は,これを案内できませんが,昔からよく知ら…

これも息子の土産です。

息子のオーストラリア土産がでてきました。 昔の絵です・・・・。 そろそろ終わりですね・・・・。長かった・・・・。 でも,人は去っても,これから彼等のやった数年間の後始末で世界は大変なおもいをしていくんですね。 あぁーあ,たまんない。 〔追記〕残…

オーストラリア・ブルーム周辺のアボリジニーの聖地巡礼

これは私の聖地巡礼というよりも,私の息子がオーストラリアの州立大学院の修士号修得記念旅行の一環として参加したオーストラリア先住民族のアボリジニーの聖地巡礼の写真の記録のごく一部です。 先住民族のアボリジニーのある部族の聖地は,オーストラリア…

現在の「ささやきばし」と近代以前の「ささやきばし」の位置

1枚目の写真は,新設なった現在の本宮の「ささやきばし」の写真です。そして,2枚目の写真はその「ささやきばし」から見た「大斎原(旧熊野本宮大社)」の新大鳥居とかつての東鳥居跡付近を撮った写真です。 しかし,近代以前の「ささやきばし」の位置はここ…

〔訂正〕セントジョージ教会にあるモザイク地図の説明

昨日,ヨルダン・パレスティナ周辺のモザイク地図の写真をかかげ,地名などを説明しました。しかし,地図の方向を間違って理解したため,都市などの地名比定を間違ったようです。 1枚目の写真でいうと,写真の左が北東,右が南西,上が南東,下が北西です。…

セントジョージ教会にあるヨルダン,パレスティナ周辺のモザイク地図

ここは,ヨルダン=ハシミテ王国のマタバ(人口約8万人)にあるセントジョージ=ギリシア正教会(1枚目の写真)。 このセントジョージ教会には,6世紀のビザンツ帝国の支配下(ギリシア語共有圏)で作られたエジプト,ヨルダン,イスラエル,パレスティナ周辺のモ…

ヨルダンのマウント・ネボ

ヨルダン=ハシミテ王国北部にあるマウント・ネボは,預言者モーセが約束の土地・カナンへ行く途中で亡くなった場所です。行年120歳であったといわれています。 1枚目の写真は「モーセのモニュメント」の写真です。このモニュメントは世界各地のモニュメント…

現在の熊野本宮大社の傍らに残る明治22年以前の古道の石段と石畳

久し振りに本宮まで足を延ばしました。 幕末の絵図の上に残りながらも,もうすでに破壊された遺跡。 それも大斎原に旧熊野本宮大社があった時代の例大祭の「御旅所」(かつての「耳語橋」〈ささやきばし〉の近辺にあったようです)や,田辺系統の熊野別当であ…

宇江敏勝氏著『世界遺産熊野古道』を紹介します。良い本です。

昨日,2001年に発行された紀南文化財研究会編『熊野古道 大辺路調査報告書 田辺市から串本町まで』を紹介しました。 実は,今年の2007年か来年の2008年に,紀南文化財研究会編で熊野古道中辺路・大辺路・小辺路・伊勢路・大峯奥駈道についての『調査報告書(…

『熊野古道 大辺路調査報告書 田辺市から串本町まで』を推薦します

6年前の2001年,紀南文化財研究会が和歌山県西牟婁振興局の依頼により『熊野古道 大辺路調査報告書 田辺市から串本町まで』を発行しました。 私は特に関係していませんでしたが,近世以後の大辺路を歩く上で大変参考になると思いますので,是非とも御購…

シリアのテル・エルクィータールから出土した土製の封書つきの手紙

私は,ある目的のため,切手や封書・手紙のコレクションを古くからおこなっています。 現状では,それほど素晴らしいコレクションではありませんが,最後には是非ともこれをコレクションの1つに加えて死にたいと思っているものがあります。 それが,この写…

田辺市・滝尻王子社の皇太神像

滝尻王子社(和歌山県田辺市中辺路町)の旧社地は明治22年(1889)の水害ですべて流されてしまい,社祠は一時対岸に移されました。 しかし,戦後に元の位置に戻されました。 椎の木の林に囲まれた王子社の建物は昭和54年(1979)に再建された建物です…

今夏は,私の母の初盆です。

今夏は,私の母の初盆です。 初盆ですので,1日早く12日にお墓へ迎えに行って来ました。 そして昨日(14日),檀那寺の和尚にお参り頂きました。久し振りに私の子供達,孫達も集まりましたので,先祖も交え,すべき儀式を盛大におこないました。 その後,…

トルコ・エフェソスのアルテミス神像

ギリシア民族の一派であるイオニア民族がアナトリア半島西部のエフェソスに植民する以前,原住民の間に地母神信仰が広く存在していました。 それがいつの間にかイオニア民族が持ち込んだアルテミス信仰と同一視されるようになり,紀元前7世紀頃,エフェソス…

イスラム教国トルコで見かけた聖母マリアの像

イスラム教国トルコでキリスト教徒が聖母とあがめる新造のマリアの像を見かけました(1枚目の写真)。 ここは,キリスト教の聖地の1つである「エフェソスの聖母マリア教会」(セルチュク市内)から約7㎞離れたブルブル山中です。 2枚目の写真は,イエスの母…

自然のあゆみ

少し時間があったので文化財めぐりを久し振りにして来ました。 でも,文化財そのものにはあまり気を惹かれず,むしろそれを取り巻く自然のたたずまいに思わずカメラを向けてしまいました。 先ず田辺市の三栖廃寺跡にやって来ました。復原された遺構には気を…

8月9日,長崎。

1945年8月9日午前11時02分,長崎市へ原子爆弾が投下されました。この原子爆弾は,アメリカが実戦で使用した2発目の核兵器でした。 この一発の原子爆弾によって,約14万8千人が死傷し、建物の約38%が全焼又は全半壊しました。 広島に次ぐ原…

「施餓鬼法要」を観福寺でおこなう

本日,今年亡くなった母親のため「施餓鬼法要」をおこないました。 場所は,檀那寺の富田・観福寺の本堂です。 「施餓鬼法要」とは、お盆の前に亡くなった人物の戒名を卒塔婆に記し、僧侶の読経と回向の功徳によって冥福を祈る儀式です。 集団でおこなうこと…

タイのバンブーダンス

タイのバンコク市内からナコーン・パトム方向に向かって西に行った所にある、川沿いのローズガーデンで,タイの様々な伝統芸能のショーを見物しました。 中でも,タイ北部伝来のバンブーダンスは私達にも馴染みのダンスです。クロス型といわれているもので,…

タイ・アユタヤの釈迦如来涅槃像

これは,タイのアユタヤにあるワット・ヤイ・チャイ・モンコンの中に造られた巨大な釈迦如来像です。 この仏像は,釈迦(本名ガウタマ=シッダールタ)が入滅する前の姿を表現した涅槃像です。 タイは,チベット・中国・朝鮮・日本のような大乗仏教国ではなく,…

小山靖憲氏の2著作を読み返す

今改めて故小山靖憲氏(和歌山大学名誉教授・帝塚山大学教授)の2冊の著作を何度も読み返しています。 1冊は,『熊野古道』(岩波新書,2000)で,もう1冊は,『世界遺産 吉野・高野・熊野をゆく』(朝日選書,2004)です。 どちらもご恵贈いただいたものですが…

安城市で七夕祭

もう,昨日になりましたが,西尾からの帰り道,隣町の安城市で七夕祭(今年は8月3日から5日まで)があるとの話を聞き,途中下車して祭を見てきました。 見物したのは,名鉄の南安城駅前からJRの安城駅前までの間で,ゆっくりと見物しながら歩きました。浴…

愛知県西尾市の岩瀬文庫へ熊野関係の史料調査に行って来ました。

休暇をもらって愛知県西尾市の岩瀬文庫(1枚目の写真)へ熊野関係の史料調査に行って来ました。 ここには,平安時代末期の官僧たちの「僧綱補任」に関して記した,未だ知られていない一冊が所蔵されているからです。この「僧綱補任」は,源平合戦時の熊野別当…