2008-06-01から1ヶ月間の記事一覧

田辺市本宮町にある湯ノ峰温泉と東光寺

1枚目の写真。江戸時代の湯ノ峰温泉の絵図です。四村川の支流・湯峰川河畔にある本宮最古の温泉・湯ノ峰温泉には数多くの見所があります。もう既に消えてしまった三重塔などの文化財が目に付きます。現在のそれと比較してください。 この温泉は,初代の熊野…

{『和歌山地方史研究』54号(2008年3月)が発行されました。

我が庭に可憐な花が咲いていました。小さい花です。上から接写しました。 でも,この可憐な花は何という花なんでしょうか。 和歌山地方史研究会は,『和歌山地方史研究』53号(2008年3月)を5月に発行しました。その主要な内容は次の通りです。 研究 前田 正…

郷土の洋画家・原勝四郎の小企画展が田辺市立美術館において開催。

田辺市立美術館において,田辺市出身の洋画家・原勝四郎(1886~1964)の何度目かの小企画展「原勝四郎の世界」が,6月21日(土)から7月27日(日)まで開催されています。 原勝四郎は,生涯の大部分を郷里の田辺と隣町の白浜町で過ごし,中央での作品発表は二科…

今年もヤモリが・・・・。

今年もヤモリがあらわれました。 このちょっと前に,ヤモリは小さな蛾に狙いを定めて少しずつ近づき,捕まえました。この写真は食べ終わったあとのヤモリの姿を撮ったものです。 生きていくことは大変だとあらためて思いました。

神戸女子民俗学会から『久里』22号が発刊されました。

義母が夏に向けて綺麗に切り揃える前の南天の花です。私は切り揃えた南天の花よりもこの方が好きなので少し前の写真を載せます。 神戸女子民俗学会から『久里』22号(2008年6月)が発刊されました。 力作ぞろいなので,是非,お読み下さい。 [論文] 田…

紀南文化財研究会の会誌『熊野』134号が発刊されました。

我が家の中庭では桔梗の花が見事に咲いています。 紀南文化財研究会の会誌『熊野』134号(57頁)が2008年6月に発刊されました。日付は諸般の事情により2008年5月24日になっています。 以下に目次を示しておきます。会員以外の方は和歌山県田辺市のあおい書店…

田辺市立美術館周辺のアジサイと原勝四郎展

昨日出掛けた田辺市滝内町の新庄総合公園では,昨日紹介したノウゼンカズラのほかに梅雨の季節の主役というべきアジサイも咲き誇っていました。 残念ながら,我が家のアジサイは未だちらほらと咲いているだけです。義母の直前の剪定があまりにも厳し過ぎたせ…

ノウゼンカズラの花咲く

田辺市滝内町の新庄総合公園で,ノウゼンカズラの花が咲き,今が見ごろです。 公園の中にある田辺市立美術館から始まる通称「花の坂道」沿いにある「サテライトテラス」のすべての柱に撒きつけられたノウゼンカズラの蔓に,赤橙のラッパ状の花を大量に咲かせ…

「ゆずらうめ」と間違えた「すもも」収穫

先日,「ゆずらうめ」と間違えた「すもも」を,義母が一部を収穫したといって持って来てくれました。 もう少し赤みが増してきてから食べたら美味しいとのことです。 今年は柿の実もなりそうですが,牛馬童子頭部切断事件があったためか,あまり心が弾みませ…

熊野古道のシンボル・「牛馬童子石像」,破壊される。

『紀伊民報』6月20日付けの記事によりますと,和歌山県田辺市中辺路町近露の熊野古道沿いにある,市指定文化財で熊野古道のシンボル的存在でもある牛馬童子石像の首部が切断されていることがわかりました。 早速,田辺警察署は器物損壊の容疑で捜査していま…

尺八と琴による演奏

今年度の国際熊野学会の懇親会において,尺八と琴の素晴らしい演奏を聴かせていただきました。A・B両氏の新作だそうで,「逢春」というタイトルがつけられています。 演奏,ありがとうございました。 では,短い間ですが,下のアドレスをクリックして頂いて…

遊行寺の踊念仏

神奈川県藤沢市の遊行寺の本堂で,「念仏賦算」後,保存会の皆様方(1枚目・2枚目の写真)によって踊念仏がおこなわれました。 短い間ですが,そのビデオを下にあげた私の別のリンクからご覧になれますので,クリックしてお楽しみ下さい。 http://jp.youtube…

遊行寺境内にある国史跡,「敵御方供養塔」について

神奈川県藤沢市の遊行寺境内にあります文化財について何回かにわけて話を続けます。 先ず最初に,本堂右手の東街道入口に面した位置にあります,日本史上ことに有名な国史跡の「敵御方供養塔」について紹介します。 この供養塔は,怨親平等の碑とも呼ばれて…

杏酒の現状

杏酒の現状をお伝えします。 20個余りの杏をブランデー=ベース=リキュールに白砂糖と共に漬けました。 かなり発酵が進んでいるためか,蓋を開けると好い香りが漂います。 これを暗所に保存していますが,でき上がりが愉しみです。 家人は今年も梅酒を作って…

阪和自動車道延伸と熊野古道

2008年6月14日付けの『紀伊民報』の記事によりますと,阪和自動車道が田辺まで延びた結果,自動車を利用して熊野古道を歩く観光客が増加しているそうで,田辺市の中辺路町観光協会が続けている有料の「搬送サービス」の実績にそれが表われているそうです。 「…

「ゆずらうめ」と「南高梅」

4月頃に白い花を咲かせていた「ゆずらうめ」の実が6月中旬にここまで大きくなりました(1枚目の写真)。 ゆずらうめは,中国原産の落葉低木で、2~3mの高さに成長します。盆栽や庭木に利用されることが多いようです。 もう少し実が赤く熟してくれば収穫…

「念仏賦算」をしていただきました。

遊行寺では,毎年1月12日から「南無阿弥陀仏 決定往生六十万人」と刷った小さな札を配って念仏を勧めて歩く「念仏賦算」が開始されます。 今回,私達国際熊野学会員も5時から始まった念仏講の後,本堂の本尊・阿弥陀如来坐像(1枚目の写真に見られるように…

遊行寺境内の熊野社

藤沢市の遊行寺と熊野本宮大社との間には,古くから特別な関係が存在していました。 七百数十年前から,遊行上人が上人の位に着く際には,必ず熊野本宮大社に出向き,熊野坐神である家津御子神や宮司を始めとする神社関係者に報告を兼ねた挨拶をおこない,さ…

藤沢市遊行寺宝物館での『特別展 時宗と熊野』のご案内。

国際熊野学会平成20年度大会に呼応し,神奈川県藤沢市の遊行寺の宝物館で『特別展 時宗と熊野』が開催されています(1枚目の写真)。 ①,熊野権現からの信託--熊野三山,時宗宗祖一遍上人,一人の僧侶への賦算,熊野成道図-- ②,時宗と熊野をつなげる美…

国際熊野学会の会場・「清浄光寺」即ち通称「遊行寺」のご紹介。

神奈川県のJR藤沢駅北口から商店街を進み,藤沢橋交差点の右端にある朱塗りの橋を渡りますと,1枚目の写真にある,黒塗りの総門が見えてきます。日本3大黒門の1つとしてよく知られています。 そこには,「時宗総本山」「清浄光寺」の2枚の大きな看板が…

国際熊野学会平成20年度総会のおしらせ

国際熊野学会平成20年度総会が,6月7日から8日にかけて,神奈川県藤沢市にあります時宗総本山遊行寺で開催されます。 興味を持たれる方は是非ともご参加ください。 「なお,私は総会参加のため,少し早く明日5日から,関東方面に向かい,我が子や孫そし…

熊野速玉(新宮)大社とその宝物

熊野速玉(新宮)大社の社殿は,明治16年(1883)に火災によってすべてを焼失しました。そのため,昭和28年(1953)に再建された際に社殿構成が大きく改変され,第2殿(速玉宮)が左端に置かれると共に,第1殿(結宮)・第3殿(証誠殿)・第4殿(若宮)が相殿に,さら…

2冊の冊子・『地びき網漁の生活』と『紙すきの山里』

紀伊風土記の丘資料館で,『地びき網漁の生活-日高町産湯海岸-』と『紙すきの山里-紀州の和紙と紙の民具-』の2冊のりフレットを買って来ました。 中には数十年前の写真がたくさん載せられていて,面白かったです。安くて為になる2冊です。

今日のできごと断片

今日は父方の叔父の法事でした。 その後,直ぐ和歌山地方史研究会例会に参加する予定でしたが,今病気で苦しんでいる従兄の話を聞きお見舞いに行って来たため,例会に参加できたのは,はじまってから2時間後のことでした。 1枚目の写真はスライドで有形民…