#宗教

お盆の終わり。

今日でお盆も終わり。 海を越えて白浜の墓地にお帰りいただく前に、お酒とお茶で送り出しました。

今日はお盆のなか日です。

今日(8月14日)はお盆のなか日です。 昨日、お寺さんからこんな冊子をいただきました。普段はあまり読まないのですが(笑)、今日は周りをご先祖様に囲まれていますので、じっくりと読ませていただきます。 最初の文章です。ご先祖様たちには一杯飲ませて…

今日からお盆が始まりました。

今日からお盆が始まりました。 午前は、妻の実家へ浄土宗の和尚さんがお参り。そして、午後は私の家へ臨済宗の和尚さんがお参りと、お盆のあわただしい日が始まりました。 その後、私と次女は故郷の共同墓地に出かけお盆の準備をおこない、順番が後先になり…

市鹿野城跡内の秋葉神社のこと

市鹿野城跡内の南側は、近世に入ってから秋葉神社の敷地になったようで、現在、祠(殆ど破壊されその原型をとどめていません)と、その傍に石像が3体並立して祀られています。 一番右側には役行者石像が・・・・。 そして、真ん中には本尊の蔵王権現石像が…

白いキキョウと赤いカンナ、そして・・・・。

我が庭では紫色のキキョウはたくさんあり珍しくもないのですが、白色のキキョウは1株しかありません。それが今年も花をつけました。残り蕾が1株に3つありますので開花が楽しみです。 大切にしたいですね。 そして、真っ赤なカンナも2種、そろそろ開花し…

白浜町観福寺にて

我が家が檀家である和歌山県白浜町栄にある観福寺へ父親の33回忌法要のために行って来ました。 観福寺は、熊野別当家の流れを汲む吉田氏の祖先が富田庄の領主だった鎌倉時代末期に、由良興国寺の開山・無本覚心の弟子・覚元和尚によって開創されたといわれて…

城跡の麓にある円心寺と天神社にお参り。

この手前の標高約70mの山の上に新発見の出城跡がありました。(↑) その向こうに見えている山は標高136mの山です。赤っぽい崖が少し気になります。 これらの山からは天満の産業(酒、酢、紙漉き)を支える豊かな水が常に供給されているとのこと。小さな滝…

地域の初観音講

1月18日は「観音の縁日」、本日、日本各地で初観音講がおこなわれました。ご承知のように、礼拝対象の観音菩薩は、世の衆生の求めに応じて衆生に慈悲を垂れ、三十三身に身を現じて救いをおこなう仏さまです。 本日、私の住む地域でも初観音講がおこなわれ…

秋祭りの馬駆け

今年も秋祭りの季節がやって来ました。 少し暇ができたので、昨日仕事を休んで山一つ越した隣の地区の中芳養(なかはや)八幡神社の秋祭りへ行って来ました。 この中芳養八幡神社の祭りの呼び物の一つに馬駆けがあります。和歌山県下では我が町の須賀神社のそ…

和歌山県田辺市の岩屋観音堂に参詣。

11月16日、雲の多い天気でした。 夕方、2匹の愛犬(クルリンとマリリン)を連れて、山2つ越した所にある岩屋観音堂(無住の現真言宗御室派岩屋山観音寺)へ20数年振りに行って来ました。 辺りはかなり暗くなりかけていましたので、犬達も嫌々ついて来たよ…

第34回日本山岳修験学会太宰府・宝満山学術大会の3日目 №④

<続きを受けて> 私達は、宝満山の山頂(上宮)からいったん崖下に降り、そのまま仏頂山の山頂に向かいました。 宝満山から眺望した仏頂山です。 仏頂山頂には、7世紀頃の法相宗の僧侶で宝満山の開山・心蓮上人の墓所があります。 皆で手を合わせ、登頂を…

修験道の行者(修験者)たち。

宝満山や日本山岳修験学会参加の行者(修験者)たちの写真あれこれ。 宝満山の修験者たちは、色鮮やかな市松模様で染め抜かれた鈴懸(すずかけ)と呼ばれる法衣を身にまとっています。 百段がんじを駆け上がる行者たち。 上宮で読経する行者たち。 彦山の方…

第34回日本山岳修験学会太宰府・宝満山学術大会の3日目 №③..

宝満山登山もこの後、いよいよクライマックスを迎えました。 中宮跡、「梵字岩」の先で、道が3つ(「羅漢めぐり」・「男道」・「女道」)に分かれていましたが、私達は山頂に向かうため真中の「男道」の石段を登りました。 前を行く人達に必死に追い付こう…

第34回日本山岳修験学会太宰府・宝満山学術大会の3日目 №②

前回の宝満山登山の続きです。このように硬く不規則に置かれた石段をひたすら登ります。 2合目にある「一の鳥居」に着きました。この花崗岩製の巨大な明神鳥居は、延宝7(1678)年に福岡藩3代藩主・黒田光之が寄進したものです。ここから当面の目的地であ…

第34回日本山岳修験学会太宰府・宝満山学術大会の3日目 №①

10月28日、第34回日本山岳修験学会太宰府・宝満山学術大会の3日目がはじまりました。ホテルを8時に出発。正に好い天気でした。 まず8時30分に、宝満山麓の下宮地区に鎮座する竈門神社で、4つの巡見コースに参加する全員で合同正式参拝をおこないました…

30数年ぶりに東大寺へ。

今日から4日前の5月16日の午後、近鉄奈良駅から歩いて30数年ぶりに東大寺へ行って来ました。以前から奈良国立博物館や興福寺近辺まではよく来ていたのですが、さらにその奥に入ったのは本当に久し振りでした。 いつものようにシカがお出迎え。 まず、南大…

質問にあった「挑花(ちょうばな)」について。

4月16日のブログ「招待状をいただいたので、昨日、熊野本宮大社例大祭へ行って来ました」の下の写真の真ん中下より両側に並べられている「盛り飯」のように見えるものについて「これは何か」という質問がありました。 その時ははっきりと答えることができ…

招待状をいただいていたので、昨日、熊野本宮大社例大祭へ行って来ました。

前以って招待状をいただいていたので、昨日、田辺市本宮町に鎮座する熊野本宮大社例大祭へ行って来ました。 空には雲がありましたが、ほぼ綺麗に晴れ上がっていました。 午前8時開始の例大祭本殿祭の時間に10分ほど遅刻して本殿の前に行きましたが、何百と…

40数年ぶりに大阪の住吉大社に参詣してきました。

今年の9月吉日、普段から色々とお世話になっている大学の先輩・鶴崎裕雄先生(T大学名誉教授)の喜寿祝賀会へ行って来ました。 心を通わされた多くの方々に祝っていただいた先生の幸せそうなお顔ったら・・・・。そばで見ていて、私もこんな人生をおくれ…

台風災害後の滝尻王子神社と滝尻遺跡群

昨日(9月9日)再度、田辺市中辺路町滝尻にある熊野古道館へ行って来ました。 鮎川付近の国道はまだ復旧しておらず、鮎川から富田川の右側を走る旧道を辿って北郡(ほくそぎ)まで行き、そこから川を渡って一願地蔵のある西谷奥の、交通規制のかけられた狭い…

熊野本宮大社社殿の修復

しばらく東京とその近辺にいました。学会の仕事がすんだ後、序でに孫たちと遊んできました。孫たちは大きく可愛くなっていました。保育所や小学校、保護者たち主催の縁日に行きましたが、入口近くにピンク色のフヨウの花が綺麗に咲いていました。 東京から…

熊野市有馬町の産田神社の「垢離掻場」・「まないたさま」に連れて貰いました。

熊野市有馬町の産田神社の「垢離掻場」と伝えられている「まないたさま」に連れてもらいました。 産田神社はイザナミノミコトが火の神であるカグツチノカミを産み落とし、陰部を焼かれて亡くなった場所です。その場所は石で囲まれた祭祀遺跡で、「ひもろぎ…

大馬神社本殿とその周辺の景観

大馬神社は、井戸川上流域の大馬にあります。本殿は、聳え立つ盤座(いわくら)と滝を背景とした神明造りの建物で、棟持柱によって支えられています。 その神域は、境内のスギの巨木と調和し、荘厳そのものの犯しがたい雰囲気を漂わせています。 拝殿です。 …

大馬神社社叢と「祓場」

大馬神社は元来、三重県熊野市井戸・大馬地区の産土神として大馬権現社と呼ばれていました。そこには大馬権現・熊野権現・大神宮・八幡宮などが祀られています。創始は明らかではありませんが、大馬神社は平安時代から祀られている神社で(大麻神→大佐神→大…

神仏の森林文化シンポジウム

7月10日、田辺市本宮町で開催された神道国際学会主催の「国際シンポジウム神仏の森林文化」へ行って来ました。 前半の本宮宮司の九鬼家隆氏(「自然と人間の共存―再生の熊野本宮より―」)、山岳修験学会会長・慶応大学名誉教授の宮家準氏(「熊野の修験道」)…

三井寺 ③

三井寺境内、まだ見残した場所はたくさんありました。でも、微妙寺にお参りし、2008年に大阪市立美術館で手を合わさせていただき大好きになった美麗な十一面観音菩薩立像(9世紀制作、国重文)が安置された場所に頭を垂れた後、いよいよ最後の場所に向かいま…

円珍や源氏と関係深い不思議な神像と建物

三井寺境内の北側に、14世紀中頃、足利尊氏が寄進したという国宝の建物があります。この建物が新羅善神堂です。 特に、正面の欄間に彫刻された鳳凰と牡丹唐草の文様は傑作といわれています。 なぜ、足利尊氏が寄進したかというと、この新羅善神堂に祀られて…

三井寺 ②

この建物は、豊臣政権の5大老の1人であった長門・周防・石見の大大名・毛利輝元が寄進した経蔵(きょうぞう)です。この経蔵は、周防国山口の国清寺にあった室町時代の建物でしたが、慶長7年(1602)にここに移築されました。現在は国重要文化財に指定されて…

三井寺で興味深いものを発見

三井寺で興味深いものを発見しました。 御札を括りつけるために作られたものでしょう。金堂の直ぐ近くにありました。願いが叶えられるといいですね。 金堂のこの木組みが何ともいえずいい味を醸し出していますね。寺院建築を見る時には必ずこの部分を見上げ…

熊野本宮大社修復工事の記事。

去年、三重県熊野市在住のK氏を訪ねた帰り道でモミジバゼラニウムを買いました。そのモミジバゼラニウムが朱色の小さな花を咲かせました。本来、その葉のほとんどが茶色に変色していますので、葉だけでも十分に観賞に値するのですが、こうして小さな花が咲…