2010-01-01から1年間の記事一覧

『隋唐鏡』をご恵贈頂きました。

東京の浦上蒼穹堂さんから、『隋唐鏡』という本をご恵贈いただきました。感謝申し上げます。 この本の中でよりすぐりの隋鏡と唐鏡が紹介されています。 これは、隋の時代に作られた狻猊鏡(しゅんげいきょう)の大型鏡です。原料は青銅です。直径19.8cmあり…

日没時の南部湾と末娘の入賞のこと。

少し雲のある秋日和の日没時です。 左手に名所の鹿島が見えています。南部湾内の静かな夕べ。心なしか太陽の勢いも弱まっているようです。 今日、市展に提出していた末娘の洋画が市教育委員会賞(第3席)を受賞しました。別の市展で奨励賞を貰って以来のこ…

秋なのにまだチョウが飛んでいます。

今日は雨が降り雷も鳴っていましたが、私は熱があったので昼間はずっと眠っていました。お蔭で体重がかなり減りましたが・・・・(笑)。 昨日までは良い天気が続きました。シジミチョウ、セセリチョウは殆どいなくなりましたが、相変らずモンシロチョウ、…

和歌山県白浜町観福寺の2世住持覚元について №③

1988年に沖縄・与論島を家族旅行した際に撮った写真を2枚紹介します。 1枚目の写真は、守礼門近くにある国重文で世界文化遺産に指定されている「園比屋武御嶽石門」(そのひやんうたきせきもん)の写真です。この「園比屋武御嶽石門」は、背後にある聖な…

和歌山県白浜町観福寺の2世住持覚元について №②

先日、1988年に沖縄・与論島へ家族旅行をした際に撮った写真(「守礼之門」)を紹介しました。 今回は、琉球王国第二尚氏王朝歴代の王墓である「玉陵」を紹介します。国史跡・国重文に指定される以前の「玉陵」です。現在は世界文化遺産に指定されてい…

秋の味覚3種が揃いました。

秋の味覚3種が集まってきました。美味しいものばかりです。ありがたいことです。 まず、マッタケです。残念ながら国産ではありません。地元のスダチが添えられていました。 次いで、サツマイモです。有名な徳島鳴門の金時です。 最後に、地元のブドウです…

和歌山県白浜町観福寺の2世住持覚元について №①

和歌山県白浜町観福寺の2世住持覚元について №① 1 鎌倉時代後期の禅僧で、和歌山県白浜町富田高井にある臨済宗の観福寺の第2世住持でもあった覚元禅師(生年不詳〜1326)の事跡について、『白浜町誌』などで既に知られた事実以外に由良興国寺とのは…

今年の柿はたった一つ

今年の柿はたった一つしか実がなっていません。 実に寂しいですが、どうなっているんでしょうね(涙)。 しかし、、それにしても綺麗な空ですね。実に気持ちいいです。

串本町橋杭岩のシンプルな景観

あまりにも見慣れた景色ですが、串本町にある橋杭岩が誰が何といっても一番大好きです。いつ写真に撮っても、そしてどんなに演出してもこのシンプルさには敵いません。

観福寺(臨済宗)の千手観音菩薩坐像

お彼岸にちなみ、我が家の菩提寺である和歌山県白浜町高井の観福寺(臨済宗)の千手観音菩薩坐像を紹介します。 江戸時代に修復されたようですが、鎌倉時代末期に造立されたと伝承される仏像です。なお、この寺院も熊野別当家一族と関係深い寺院です。

赤白の曼珠沙華が咲き始めました。

秋のお彼岸の入りとともに、今年もまた曼珠沙華が咲き始めました。 赤色の曼珠沙華は去年と違って、田辺市内の田圃で写真を撮りました。 白色の曼珠沙華は去年と同様、白浜町内のいつもの所で写真を撮りました。毎年、花を咲かせてくれる得がたい所です。

インド・オディッシー伝統の古典舞踊―「マニキャビーナ」―

これから鑑賞していただくインド・オディッシー伝統の古典舞踊の演目は、「マニキャビーナ」です。 この舞踊は、ビーナ(琵琶の原型となる楽器)を演奏する美しい女神デーヴィに捧げられたものです。舞い手は、茶谷さんです。 狭い場所だったのでヴィデオ撮…

シュレーゲルアオガエルと名月

モリアオガエルの仲間のシュレーゲルアオガエルがサザンカの蕾の下で葉の上にのってうつらうつらしていました。 今晩の中秋の名月です。直ぐ黒雲に隠れてしまいました。

インド・オディッシー伝統の古典舞踊を鑑賞

今夜、インド・オディッシー伝統の古典舞踊を、和歌山県田辺市中辺路町近露のレストラン朴で鑑賞して来ました。インド・オディッシー伝統の古典舞踊は、「動く彫刻」とも云われ、力強く直線的な男性的要素と、優雅て曲線的な女性的要素が上手く融合された舞…

写経切れの「大方広仏華厳経」の断簡と理源大師聖宝

会議が終わった後、すぐに帰って来ました。 仕事とはいえ、疲れました。まあ、ゆっくりと行って来まし たし、東京は珍しく涼しかったので、身体に変調はなかった です(笑)。、 今度は写経切れの「大方広仏華厳経」の断簡 を紹介します。 これは奈良時代末…

大阪から、明日は東京へ。

明日、東京へ行く前に、今日、大阪に一泊するつもりで、来阪しました。 新大阪にとったホテルへ行く前に淳久堂書店で本を買い、ヒルトンホテルで、クラリネットとピアノ演奏を軽く楽しんできました。クラリネットはロムアルド・バローネさん、、ピアノは金…

力強い書体に心惹かれるこのごろです。

近ごろ、書というものに大いに心惹かれるように なりました。 中でも、日本の奈良時代の書の雄渾な書体に何 といっても大きな魅力を感じ、身近に置きたいと思 うようになりました。 ここにあげたのは、薬師寺伝来の『大般若経』 の断簡です。弘法大師・空海…

再生し、今後も歴史研究を続けていく上で新たに決意した事

ハイビスカスも華やかに咲いています。何か心が燃え上がってきそうです。 私が今後も熊野地方を含む紀伊半島の歴史研究を続けていく上で絶対必要なものだと思ってこれまで熟読して来た、祢津宗伸「補論2 地域史の概念」(『中世地域社会と仏教文化』〈法蔵…

ブーゲンビレアとイガグリと備長炭

従弟に貸してある家の付近に共同墓地があります。以前は見晴らしのよい高台が墓地の中心でしたが、やや下の方にも墓地が拡がって来ているようです。 従弟の喫茶店の近くにある某氏の家の玄関脇に綺麗な臙脂色のブーゲンビレア【当初、私はブーゲンベリアと…

久し振りに白浜に行って来ました。

従弟に用事があったので、久し振りに白浜へ行って来ました。 霊泉橋を通りかかった時、車の左手にある古賀ノ浦湾の奥の入り江でダイサギ【お2人の方(Konnichihaさんとkenzさん)からこれはアオサギではないかとの指摘がありました、精査の結果、その通りだ…

皆様、お久し振りです。ご心配をおかけしました。

皆様、お久し振りです。ご心配をおかけしました。 完治したかはまだわかりませんが、名医たちの技のお陰で取り敢えず再生できました。後は私の養生次第だそうです。 久し振りに田圃を見ますと、いつの間にか稲穂が刈り取られていました。留守と言っても、あ…

ぼやけた写真2枚・・・・。

昨日、久し振りにツマグロヒョウモン(??)を見かけました。でも、慌てたために接写による撮影に失敗しました。少し離れた所から撮った1枚だけを、拡大することによってかろうじてこんな形で出すことができました。 真っ赤なトサカゲイトウのそばに黄色いト…

やっとトンボが・・・・。論文の抜き刷りをご恵贈いただきました。

まだ暑いですが、昆虫の動きを見ていると、秋がやって来た感じがします。どこにいるのかわかりませんが、ヒグラシとツクツクボウシの鳴く声が近くで聞こえました。 今日やっと、シオカラトンボの写真を撮ることができました。しばらく粘って仲良くなった甲斐…

やっとクロアゲハチョウを激写、でも・・・・。

買い物から帰って来て、植物に水をやっていたところ、植物の陰から黒いチョウが飛び立つのが見えました。 あっ、いつも夕方に見かけるクロアゲハチョウだと思って隣のみかん畑まで追いかけて行って探したところ、やっとアオイの花の蜜を吸っている場所でその…

クツワムシ(??)、登場。

朝からクツワムシ(??)が居間の網戸にくっ付いていました。カメラを向けたのですが、なかなか動こうともせず、大人しいものでした。 これもシャッターチャンスというんですね。接写しましたが、ちょっとピンボケでした。

アカタテハチョウの登場。

昨日、ナミアゲハチョウの撮影を終えて、自分の庭に帰ろうとしていた時、急に綺麗なチョウが飛んで来て目の前の青ジソの葉の上に止まりました。 初めはいつも見かけるツマグロヒョウモンのメスかなと思ってぼんやりと眺めていたのですが、よく見るとアカタ…

やっとアゲハチョウを間近かで撮影。

やっとナミアゲハチョウを間近で撮影できました。夏型のナミアゲハチョウです。 夫婦でアオイの赤い花に留まって蜜を吸っているところに出くわし、片方(オス、メス不明)がかなり長い間に渡って写真を撮らせてくれました。ラッキーでした。ボケている写真は…

国際熊野学会の『熊野学研究』創刊号のこと。

以下に紹介するものは、カメの甲羅に一定の刻み目を入れ、未来に起こりうる吉凶など、色々なことを焼いて占った、古代の亀卜に使われたものです。 熊野地方でも亀卜が盛んにおこなわれていたと思いますが、証拠の品はまだ見つかっていません。 ところで、国…

暑い夏の庭に出ると・・・・。

暑いですね。外に出るのが嫌になるくらいです。 今、庭の中は夏の花でまっ盛りです。 この花の名前はわかりませんが、庭の中のあっちこっちに咲いています。可愛くて綺麗です。 この葉は、紫から次第に緑に葉の色が変わっていくという習性を持つ植物です。花…

研究誌・研究成果報告書のご恵贈、ありがとうございました。

いつも全国の色々な研究機関やそこで研究しておられる学芸員の方々にお世話になっています。 今回は、神奈川県立金沢文庫の永井晋氏と西岡芳文氏から図録『中世の港湾都市六浦』(2009年)、研究成果報告書『金沢北条氏領下総国下河辺庄の総合的研究』(201…