力強い書体に心惹かれるこのごろです。

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    近ごろ、書というものに大いに心惹かれるように  
  なりました。
 
 
    中でも、日本の奈良時代の書の雄渾な書体に何 
  といっても大きな魅力を感じ、身近に置きたいと思    うようになりました。
 
 
    ここにあげたのは、薬師寺伝来の『大般若経
    の断簡です。弘法大師空海の書道の師匠で善
    覚大徳 と いわれ、元興寺十輪院に住んでいた
    僧侶・朝野魚の有名な「魚養経」の可能性の高
    い、8世紀後半に書かれたお経の断簡です。
 
 
    天平時代後期の濃厚な香りが漂ってくるようで
   す。