芸術作品

某造形大学の芸術祭

もうかなり時間がたちましたが、師走に向けて思い出に残る某造形大学のある年の芸術祭の様子を伝えます。

天王寺で北斎展を見学。

11月10日昼過ぎ、北浜駅から地下鉄堺筋線・御堂筋線を乗り継ぎ、天王寺に到着。 あべのハルカス美術館で「大英博物館・国際共同プロジェクト 北斎―富士を超えて―」展を見学。ここもやはり凄い人出で、鑑て回る人であふれていました。 この展覧会では、次の6…

同日、大阪市立東洋陶磁美術館で「常設展」を鑑賞。

旅行2日目の11月10日、大阪市立東洋陶磁美術館で、「巡回展」に引き続き、ほとんど入れ替わりのない「常設展」を鑑賞。国宝の油滴天目は例の国宝展へ行っているので今回展示がないのは残念ですが、まあ、9日に実見したからいいか。 嬉しいことに、ここでも…

翌日、大阪市立東洋陶磁美術館で「国際巡回企画展」を鑑賞。

11月10日午前、京都地下鉄(東野→六地蔵)、京阪電鉄(六地蔵→中書島→天満橋→難波橋)を乗り継ぎ、大阪中之島の大阪市立東洋陶磁美術館へ行ってきました。目的はここで開かれている「国際巡回企画展 イセコレクション 世界を魅了した中国陶磁」展を鑑ること…

京博で国宝鑑賞。

旅行1日目の11月9日午後、京都国立博物館へ「国宝」Ⅲ期特別展覧会を家族3人で鑑に行ってきました。本当はⅠ期かⅡ期に行ってきたかった(もちろん「雪舟」目当てです)が、体調不良のため日程を合わすことができず、今回42回目の結婚記念日に合わせて京都と…

和歌山県立近代美術館をたずねて。

先日、和歌山地方史研究会第37回大会が開催された和歌山県立近代美術館を紹介します。隣接する和歌山県立博物館へはよく行くのですが、ここへはたまにしか行きません。今回も久し振りに来ました(笑)。 玄関です。建物そのものが芸術作品です。 内部です。…

奈良と京都で2つの芸術作品を観る。

10月7日に、奈良の興福寺境内、南円堂の左横、三重塔近くで見かけた芸術作品を1つ紹介します。 作者の名前をメモっておいたのですが、そのメモを失くしてしまいました。作者にお詫びします。 時間がなかったので、春日大社へ行くことを断念。そのまま近鉄…

美術小品

現在、造形大学へ行っている娘が高校時代に描いた水彩画の小品です。美術展に出品する際には大作を描いて提出していたのですが、親戚のカフェーで展示するため、こんな小品もせっせと描いていました。 今は玄関に飾っています。

ボストン美術館所蔵の日本美術展「日本美術の至宝」を観賞。

5月15日に大阪市立博物館へ行き、ボストン美術館蔵の日本美術展「日本美術の至宝」を観賞して来ました。15時ごろに行きましたので、駆け足で観て回りました。忙しかった・・・・。 その逸品の中から特に・・・・私の好きなものをいくつか紹介します。 まず…

田辺国際交流協会主催の「モンゴル 草原の風の調べ」へ行って来ました。

5月15日に、田辺国際交流協会主催の「モンゴル 草原の風の調べ」へ行って来ました。 演奏家マハバル・サウガゲレルさんのホーミーやリンベの演奏、演奏家劉國興さんの馬頭琴の演奏を大いに楽しませていただきました。

上野の西洋美術館にて

昨日(5月8日)、午前中に上野の国立西洋美術館に行って来ました。 ここへはよく来ていたのですが、今回は外に展示されている有名な彫刻だけを鑑賞し、当初から行きたかった次の所に向かいました。 それにしても、ブールデルの「弓を引く人」、ロダンの「カ…

完品でない黄瀬戸皿の魅力とオオタニワタリの新芽

日本の黄瀬戸は中国の青磁を目指して高火度で焼成されながら、他に比類のない柔らかい焼き物です。 釉薬は灰釉ですが、灰に含まれている微量の鉄が酸化炎で焼かれ、淡青色及び淡黄色の釉色に変化しています。この小皿の見所は、灰釉の上に緑色と濃緑色のタ…

日本画家・牛尾武とレザーワーク作家・河野甲の世界

和歌山県田辺在住の日本画家・牛尾武の小品を購入して以後、展覧会案内を送り続けてくれているヒロ画廊(和歌山県橋本市学文路861番地)から、レザーワーク作家・河野甲の展覧会の案内状が送られてきました。 近い内に行ってみようと思います。 序でといった…

今回の旅でマンホールの蓋を2つ見つけてきました。

今回の旅でマンホールの蓋のデザインを2つ見つけてきました。 まず、福井県勝山市で郊外に向かって雨の中を歩いている最中に発見しました。11月2日のことです。福井県立恐竜博物館前で発見しました。珍品でしょう。 これは福井市の旧福井城跡の近くで見つ…

『隋唐鏡』をご恵贈頂きました。

東京の浦上蒼穹堂さんから、『隋唐鏡』という本をご恵贈いただきました。感謝申し上げます。 この本の中でよりすぐりの隋鏡と唐鏡が紹介されています。 これは、隋の時代に作られた狻猊鏡(しゅんげいきょう)の大型鏡です。原料は青銅です。直径19.8cmあり…

力強い書体に心惹かれるこのごろです。

近ごろ、書というものに大いに心惹かれるように なりました。 中でも、日本の奈良時代の書の雄渾な書体に何 といっても大きな魅力を感じ、身近に置きたいと思 うようになりました。 ここにあげたのは、薬師寺伝来の『大般若経』 の断簡です。弘法大師・空海…

中島潔氏の襖絵

子供たちが京都の清水寺成就院に行って、日本画家・中島潔氏が奉納した襖絵を見学して来ました。 お土産に、『京都清水寺成就院奉納襖絵 風の画家 中島潔が描く[生命の無常と輝き]』(2010年)という本をもらいましたので、紹介します。 これは、金子みすず…

造形作品

美術系の大学進学を希望している娘がだいぶ前に紙粘土で作った作品です。 裏に磁石を貼り付けて掲示板用に使えるように作っています。 娘らしい優しさが表われた作品だと思います。

熊野本宮大社の本殿祭後の太鼓演奏奉納

熊野本宮大社における本殿祭後、余興として千葉:県の和太鼓グループUSAGIによる太鼓の奉納がありました。 本当はヴィデオ紹介が一番よいのですが、準備ができていませんので、写真だけを紹介します。 まことに海の波の動きを思わせる素晴らしい演奏で…

葛飾北斎「冨嶽三十六景・神奈川沖浪裏」の見方

外国人に最もよく知られた日本人である葛飾北斎の作品として最もよく知られている作品に,「冨嶽三十六景・神奈川沖浪裏」即ち通称「浪冨士」があります。 おどおどしい妖怪の触手のように爪を立ててダイナミックに襲われる船には,房総・伊豆方面から生魚を…

映画『扉をたたく人』(原題 the Visitor)を推薦します。

最近,東京へ行った時,息子と一緒に素晴らしい映画を観て涙を流して来ました。 その映画のタイトルは,『扉をたたく人』(原題 the Visitor,監督トム・マッカーシー)です。私達は恵比寿ガーデンシネマで見て来ましたが,角川シネマ新宿や,大阪市では梅田ガ…

横須賀市の素敵な立像

京浜急行線の横須賀中央駅前で,素敵な立像を見掛けました。 3体ありますが,誰の作品かは分かりません。 でも,しゃれてますねえ・・・・。1体,欲しいなあ(笑)。 【追記】地元のSさんにお訊ねしたところ,これは銅像で,建っている所はYデッキというそ…

思い掛けぬ所でこんな書が。

調査におもむいた古座の思い掛けぬ所でこんな書が・・・・。 さて,これは誰の書でしょうか?? そうです・・・・。 「芸術は爆発だ」の岡本太郎の書です。ここに泊った時に書いてくれたんだそうです。 文面はわかりますね。 「あら勿体ない 河内祭」 今風です…

映画「マルタのやさしい刺繍」を観て来ました。

今日,大阪の梅田スカイビル(空中庭園)タワーイースト4階にある梅田ガーデンシネマで,映画「マルタのやさしい刺繍」を観て来ました。 「スイスの小さな村,トループ村に住む80歳のマルタは,最愛の夫に先立たれて生きる気力をなくし,意気消沈の毎日を,た…

郷土の洋画家・原勝四郎の小企画展が田辺市立美術館において開催。

田辺市立美術館において,田辺市出身の洋画家・原勝四郎(1886~1964)の何度目かの小企画展「原勝四郎の世界」が,6月21日(土)から7月27日(日)まで開催されています。 原勝四郎は,生涯の大部分を郷里の田辺と隣町の白浜町で過ごし,中央での作品発表は二科…

尺八と琴による演奏

今年度の国際熊野学会の懇親会において,尺八と琴の素晴らしい演奏を聴かせていただきました。A・B両氏の新作だそうで,「逢春」というタイトルがつけられています。 演奏,ありがとうございました。 では,短い間ですが,下のアドレスをクリックして頂いて…

佐伯祐三のもう1つの『扉』へ

美術研究家・愛好者としての脇村義太郎氏旧所蔵品の中から,同じく佐伯祐三の『扉』という作品を紹介します。 この作品は,『工場』と同様,1928年の作品です。パリのリュ・カンパーニュ・プルミエールにある扉を描いたもので,現存しているそうです。 ここで…

佐伯祐三の名作・『リュクサンブール公園』と『工場』

和歌山県田辺市が生んだ経済学者・脇村義太郎氏が御逝去されてから既に11年がたちました。 脇村義太郎氏といっても知らない方も多かろうと思います。 その事績を羅列しますと,東京帝国大学経済学部を卒業。教授・経済学部長を歴任後,多くの日本政府関係機…

アヴァンギャルド

横浜のS駅のガード下に単なる落書きとは思えない素敵な(??)美術作品が描かれていました。 私は現代美術が好きで自分でも少しずつ集めているのですが,これらの作品からもの凄いエナジーを感じました。 何故これらがここに描かれたのか事情が分かりませんの…

田辺の「現代彫刻」探訪

田辺市の銀座通りに,現在彫刻が多く置かれています。 順番に作者名と作品名をあげると次の通りです。 竹末栄三「砂漠の行商人」 「カニ」 「樹海の番人」 他2点 山根淳史「セキレイ」 「ペリカン」 「コウモリ」 素晴らしい作品ばかりです。是非とも一度,…