2008-01-01から1年間の記事一覧

実母の納骨

今日・明日と,京都の本山へ実母の納骨(分骨)に行って来ます。 ブログを休みます。宜しく・・・・。

2代熊野三山検校「行尊」と西国三十三所観音巡礼

岡山市の就実大学教授・川崎剛志氏から,私が以前より強く希望しておりました科研報告書「山岳修行僧行尊の伝記と詠歌についての総合的研究」をご恵与いただきました(1枚目の写真)。 感謝,申し上げます。 以下,それに関連した事について書かせていただき…

残り物の茗荷の処理

今日,田辺市大塔村の中世城館調査のため,城郭史専門家のМ氏らと共に,田辺市大塔行政局から車を出してもらって,調査に行って来ました。 夕食を食べていますと,義母がやって来ました。 義母の話によりますと,彼女が今年も茗荷畑の後始末をしていると,私…

ラオスの食品に関するクイズを出します

ラオスの食品に関するクイズを出します。 写真1枚目(①)から3枚目(③)までの写真に挙げた食品は,すべてラオスの食卓や市場などで見かけたものです。それは何か,ズバリお答えください。 1枚目の写真。簡単に○と答えないように。何○とお答えください。 2枚…

フアイサーイを出港,そしてラオトン族のワイパーラン村にて

9月5日 9時35分,フアイサーイで川下りの大船に乗船。メコン川を,ルアンパバーンまでほぼ2日かけて下ります。 1枚目の写真。今日の合い客は,船首に近い方からアメリカ人夫婦(かな?? アジア系の女性との間に歳の差がありそう),シンガポール人(中国人…

ヒヨと柿の木

今日はいい天気です。 外で騒がしい鳥の鳴声がするので,カメラを持って中庭を見るとヒヨ(??)らしい鳥が2羽お互いに交差するようにして飛んでいました。 今日も駄目かと思いつつミカンの木に留ったところで写真を撮りました。写っていました。 嬉しかったで…

横浜市の中華街とその近辺の通りを歩く

過日,ちょっと所用があって娘や孫達を連れて横浜の裁判所に行った序でに,久し振りに横浜中華街に立ち寄ろうということになり,そこで旨そうな中華ソーセージや,評判になっているできたての豚饅を買いました。 しかし,娘には別の目的があったらしく,途中…

ラオスの略史

このへんでラオスの歴史に関して北部・中部を中心として簡単に紹介してみたいと思います。 元来,ラオス北部・中部では先住民族としてオーストロアジア語族に所属するモン・クメール語族系統の人々が北部の山地を中心に住み着き,焼畑移動耕作をおこなってい…

メコン川畔のフアイサーイに到着

14時,予定よりかなり遅れて,メコン川畔のフアイサーイ(ボーケオ県都)に到着。ここはタイ北部・ラオス北部にある,タイとの国境の町である。 1枚目の写真。ここがフアイサーイの町です。タイとの国境の町です。 2枚目の写真。メコン川の向こう岸に,ミャ…

ラメ族の村と,そしてモン族の村にて

9時50分,クム族の村を出発。 10時15分,ルアンナムター県ヴィアンプーカ郡の中心を通過。 10時30分,モン・クメール語族の一員であった少数民族カン(カム)族の村に到着し,暫時休憩。10時50分,カン族の村を出発。 11時50分,ボケオ県の少数民族ラメ族の村…

小田康徳編『公害・環境問題史を学ぶ人のために』を推薦します。

大阪電気通信大学教授・小田康徳氏編『公害・環境問題史を学ぶ人のために』(世界思想社,2008年10月)は,「公害問題を,その歴史的な形成期から今に至るまで,きちんとした歴史的視点に立って叙述」しようと試みた好著です。 日本で,そして世界各地で,同じ…

汚れを落とすため途中で立ち寄ったクム族の村にて

9時30分,汚れた足や身体を洗うため,近くのクム族の村に立ち寄りました。 オーストロアジア語族の一派であるモン・クメール語族に属しているクム族は,別名,コム族・カム族ともよばれ,11世紀頃にラオ民族が到来する以前,ルアンプラバーンにその前身であ…

ルアンナムターを出発して約30分後,事件発生。

9月4日 少数民族の生活の簡単な調査でそれなりの成果を得た後,午前8時20分にルアンナムターのホテルを出発。南西方向にあるメコン川畔のホエイサイに向けて国道3号線を急ぎました。 この国道3号線は,昨年,中国の援助の下に完成した新品の道路で,物…

ラオスは貧しい国か

ラオスは,国際連合が後発発展途上国に指定した最貧国です。電気や水道,そして道路や情報通信など経済活動に必要な基本となるインフラの整備が著しく遅れている国の1つです。 ラオス政府は後発発展途上国から抜け出すことを目標に,フランス・日本・中国な…

弁慶まつりの演劇上演の際の弁慶の父とされる熊野別当湛増の風体について異議あり

10月2日から4日にかけて,東京,横浜,京都,大阪を所用で渡り歩いてきました。 今年も10月3日に弁慶まつりが開催され,同時に闘雞神社で「弁慶伝説」の演劇が上演されたようですが,『紀伊民報』2008年10月4日付けの記事に掲載された写真を見てみますと…

ルアンナムター近郊のアカ族の村にて

14時30分,ルアンナムターの町に帰り,シン川に沿って川を遡りました。ラオ族の村をたくさん通りましたが,木製・石製の「ねずみがえし」を持つ高床倉庫(米倉)がたくさんあることに気付きました。豊かな村なんでしょうか。 軍隊の駐屯所・訓練所を過ぎてしば…

タイダム族の焼酎づくりの村にて

夕闇迫るルアンナムターの町に帰り,舗装されていない凸凹の道を通り,17時頃,南部の水田地帯の山麓にあるタイダム族(黒タイ族)のナムナム村に到着。 ここは特に焼酎「ナムナムのラオラオ」で有名な村だそうです。 1枚目の写真。ここが焼酎「ナムナムのラ…

ルアンナムター博物館にて

遅い昼食の後,ルアンナムターの町中にある国立ルアンナムター博物館を見学しました。わずか30分でしたので,すべてを紹介できませんが,目にとまったものだけを紹介したいと思います。 1枚目の写真。ルアンナムター博物館入口の看板の写真です。風格があり…

ルアンナムター近郊のタイダム族の村にて

いったんルアンナムターの町に帰り,途中で左折しター川の支流の近く,水田地帯の真ん中にあるタイダム族(黒タイ族)の村に,11時30分に到着。 ここは特に織物で有名な村だそうです。 1枚目の写真。村の周りに水田が大きく拡がり,遠くに標高1500m~2000m…

ラオ族の村の高床倉庫(米倉)

ランテン族の村からもと来た凸凹の道を車で引き返していました時,急にT先生が車を止めるようにと叫びました。何事ならんとT先生の指さす方向を見ますと,そこに驚くべき高床倉庫(米倉)が建っていました。 1枚目の写真がそれです。 すぐさま外に飛び出し…

申し訳ありません。

しばらく所用と調査のため留守にします。 ブログのコメントにはできるだけ応答させていただきますが,ブログの更新はできませんのでお許し下さい。 写真はラオス山奥の陸稲と水稲の同時栽培風景を撮った珍しい写真です。

ルアンナムター近郊のランテン族のナムディー村にて

9月3日 前日宿泊したルアンナムター(ヴェトナム,中国,ミャンマーとの国境線近く)のホテルを出発し,少数民族の村々を訪問するため,ムアンシン方面に向かって北上し,途中で右折してナムター川を渡り,その支流に沿って高い山に囲まれた山間に向かいまし…

思いがけぬ彼岸の客。

いよいよお彼岸の季節にはいりました。 それとともに思いがけぬお客様がやって来ました。 1枚目の写真。ガチャガチャという鳴声はききませんでしたが,クツワムシでしょう。網戸にしばらくとまっていましたが,目を離した隙に消えてしまいました。 2枚目の…

モン族のソングチャ村(クライマックス続編)

昨日掲載した「モン族のソングチャ村」の続編です。 実は,この広場で,嬉しい一期一会(いちごいちえ)の出会いと,反対のくやしい出会い,次に繋がるモノとの出会いがありました。 1枚目の写真。私達がこの村を訪れたことを,千木(ちぎ)で押さえた大きな藁…

ラオスを構成している民族と,モン族のソングチャ村

現在のラオス人民民主共和国は多民族国家です。 ラオスを構成している主要民族は,高地ラオ(ラオ・スーン),中地・山地ラオ(ラオ・トゥン),低地ラオ(ラオ・ルム)に分かれつつ総人口の約半数を占めているラオ民族で,彼等はタイ民族に近い言語を話す民族です…

ルアンパバーン近郊のバーンサーンコーン村とバーンシェンレック村

ルアンパバーンから車で20分ほど走ったところに,バーンサーンコーン村とバーンシェンレック村があります。プーシーの山に向かう前に出かけてきました。 手前にある集落が紙漉きのバーンサーンコーン村で,そこから歩いて直ぐのところに織物のバーンシェンレ…

ラオスの仏教と托鉢

ラオスは,スリランカ,ミャンマー,タイ,カンボジアなどと同じく,上座部仏教の国です。上座部仏教は,テラワーダ仏教ともよばれています。 上座部仏教徒の男達(少年から老人まで)にとって,剃髪し黄衣をまとって寺で暮らすという経験は,社会主義の国にな…

今が旬のかつらぎ町産の黄桃

昨夜,いつものいきつけの地産地消の店で珍しい黄桃を見つけたので買ってきました。 1枚目の写真。 かつらぎ町産の黄桃です。1個300円と高目ですが旬が短いとのうたい文句に促されて買ってきました。 お尻を客に向けて用器に入れられていました。ちょっと…

ラオス・ルアンパバーン郊外の素敵な景観

ちょっと煮詰まってきましたので,当初の予定を変更しまして,このへんで北緯20度付近(日本近辺にたとえると,日本の沖縄とフィリピンの国境付近)にあるルアンパバーン郊外の素敵な景観を紹介します。 世界文化遺産に指定されたルアンパバーンにあって,この…

プーシーの山に上り,ルアンパバーンを一望

かつて王宮だったルアンプラバーン国立博物館の正門前に,通りを隔ててプーシーの山とよばれる,標高150m(海抜700メートル)の丘があります。 1枚目の写真。料金を支払って,328段の階段を直線にそして途中から巻くように林の中を上っていくと頂上に到達し…