ラオスを構成している民族と,モン族のソングチャ村

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 現在のラオス人民民主共和国多民族国家です。

 ラオスを構成している主要民族は,高地ラオ(ラオ・スーン),中地・山地ラオ(ラオ・トゥン),低地ラオ(ラオ・ルム)に分かれつつ総人口の約半数を占めているラオ民族で,彼等はタイ民族に近い言語を話す民族です。言語でいいますと,タイ諸語南西タイ語群に所属しているといわれています。残りの民族はモン,ヤオ,黒タイ,赤タイといった少数民族で49あるとされています。実際はもっとあるのでは・・・・。

 9月2日
 托鉢僧を見学し,ホテルで朝食後,ルアンパバーンを出立し,13号線を北上。

 農山村地帯に入ると,次第に高床式の住宅が増加。屋根は藁や木の皮で葺かれているようで,壁は竹で編まれているようで涼しげです。

 11時頃,パークモン方面からやって来た1号線と出会い,T字路を左折し1号線をウドムサイ方面に向かう。

 山道を上り,12時頃,少数民族の代表とでもいうべきモン族のソングチャ村に到着。このあたりで標高1500m~2000m台です。1時間位で簡単に調査。

 1枚目の写真。モン族のソングチャ村の子供たち。微妙な表情です。

 2枚目の写真。歓迎どころか知らん顔のブタの親子。

 3枚目の写真。高床倉庫の下に繋がれた,乗ってもらいたそうな,それでいて近寄って来たら蹴飛ばすぞといった風情の白馬。馬のお尻ばかりに気を取られていて,この時私は重要な問題を見落としていました。

 4枚目の写真。ソングチャ村の中心らしい場所に向かって,先頭の集団がここを上り始めました。

 5枚目の写真。藁葺き屋根の家の前で,モンの女性たちが知らん顔をして自分たちの作業に励んでいます。どうやら布切れに刺繍をしているようです。モン族の刺繍やパッチワークの仕事は非常に評価が高いものです。
 女性たちの穿いているチューブスカート(これをシンというそうです),そしてその裾の刺繍に注目。被り物も素敵ですね。そして,左端の女性の髪形にも注目。

 6枚目の写真。広場のような所にいくつもの千木(ちぎ)で押さえた大きな藁葺きの家と,高床の倉庫(トタン屋根)らしいものが建っています。高床の柱の上の部分に4柱ともトタンが巻かれているようです。おやっと思い,馬が繋がれていた柱のことが頭をちらっと横切りましたが,そのまま通り過ぎました。

 取り敢えず,今日はここまで・・・・。そして,これからが・・・・。