地域の初観音講


 1月18日は「観音の縁日」、本日、日本各地で観音講がおこなわれました。ご承知のように、礼拝対象の観音菩薩は、世の衆生の求めに応じて衆生に慈悲を垂れ、三十三身に身を現じて救いをおこなう仏さまです。

 本日、私の住む地域でも観音講おこなわれましたが、特に今年、私も役員の1人としてその儀式を手伝うことになり朝からその準備のため出かけて行きました。

 まず、観音様に供えるモチ作り(今はこのようなモチ製造器が使われています)や、奉仕者への食事作り(おでんなど)がおこなわれました。(↓)

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 初観音と書かれた半紙に包まれたおモチです。ご寄付をいただいた当地区の人々に差し上げるおモチです。(↓) すべて私達役員や奉仕者達が協力して準備しました。

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 これは少し小ぶりですが、モチ撒きの際に撒かれるおモチです。(↓)

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 こうして、仏様へのお供えなどの準備も整いました。(↓)

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 観音講開始と共に近くの法伝寺(浄土宗)の和尚のお経が始まりました。(↓)
 私も久し振りに詠歌に声を合わせましたが、節が違うため(私は那智山節ですが、こちらは法伝寺節)、快く詠ずることができませんでした。でも、郷に入れば郷に従え、ってことで、小さな声で周囲に聞こえないよう勝手に節を変えて楽しみました(笑)。

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 最後に、参加者達すべてにご供物が振舞われました。(↓)

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 幼児もたくさん来ていたのでコンペイトウが振舞われました。
 私は味のよく染みたシイタケをいただきました。大変美味しかったです。

 こうして、モチ撒き、奉仕者への慰労会(神式でいう「なおらい」)で講を終えました。