市鹿野城跡内の秋葉神社のこと


 市鹿野城跡内の南側は、近世に入ってから秋葉神社の敷地になったようで、現在、祠(殆ど破壊されその原型をとどめていません)と、その傍に石像が3体並立して祀られています。
イメージ 1

        一番右側には役行者石像が・・・・。
イメージ 2

        そして、真ん中には本尊の蔵王権現石像が・・・・。
イメージ 3

        一番左側には数珠をもって経を読む袈裟姿の修験者石像が・・・・。
イメージ 4

 これらの秋葉修験関係の石像について、私から皆様に簡単に説明をさせてもらいましたが、ことに印象に残る江戸後期の石像たちでした。

 紀伊風土記』によると、鹿野山山麗の吉祥寺(臨済宗妙心寺派)付近には「善行院」と呼ばれる修験の院坊があったようで、秋葉修験との関係が注目されよう。