城跡の麓にある円心寺と天神社にお参り。
この手前の標高約70mの山の上に新発見の出城跡がありました。(↑) その向こうに見えている山は標高136mの山です。赤っぽい崖が少し気になります。
これらの山からは天満の産業(酒、酢、紙漉き)を支える豊かな水が常に供給されているとのこと。小さな滝もあるとのことですが、次の機会に探してみます。
山の麓から見える崖の下の狭い空間に小祠があったようで、帰る時にそこで使用された鉄の大鍋が半ば土に埋まっているのを見つけました。(↓) でも、掘り出すのは次回に。
帰り際、気になっていた麓の寺院・円心寺(臨済宗妙心寺派)に寄って来ました。円心寺は天正6(1578)年付けの「先達在家検注帳」に天満にある寺の1つとしてその名が出てきます(『熊野那智大社文書』第4)。
写真撮影はできませんでしたが御本尊の観音菩薩像に注目。なお、ご住職の話では慶長年間(1596~1616)の文書もあるそうです。しかし、見せていただくのは次回に。
最後に、天満湊の鎮守・天神社に立ち寄りました。そこにあるクスの大木に注目。
マイ家族の平安を祈って静かに手を合わせました。