ヨルダンのマウント・ネボ

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 ヨルダン=ハシミテ王国北部にあるマウント・ネボは,預言者モーセ約束の土地・カナンへ行く途中で亡くなった場所です。行年120歳であったといわれています。

 1枚目の写真は「モーセのモニュメント」の写真です。このモニュメントは世界各地のモニュメントの中でも私の大好きなモニュメントの1つです。

 この山の上から,死海ヨルダン川がさらにはエルサレムが一望できるそうですが,2枚目の写真では,霞がかかっているためはっきり見えません。かろうじてヨルダン川らしい川の姿が見えるだけです。

 393年,マウント・ネボに教会が建設されました。この4世紀末期の教会も地震によって瓦礫化してしまいましたが,ここを所有したフランシスコ・ファーザーズの後援によって,1930年に6世紀の教会とともに発掘されました。

 新しい教会には,真正面の祭壇(3枚目の写真)の他に左右と後方に3つの祭壇が作られました。

 なお,教会の床には,教会跡から移された6世紀のモザイクも復原されています(4枚目の写真)。描かれているのは,狩人や動物たちです。
 かなり見にくいですが,動物の種類がわかるでしょうか。