天王寺で北斎展を見学。


 11月10日昼過ぎ、北浜駅から地下鉄堺筋線御堂筋線を乗り継ぎ、天王寺に到着。
 あべのハルカス美術館で「大英博物館・国際共同プロジェクト 北斎―富士を超えて―」展を見学。ここもやはり凄い人出で、鑑て回る人であふれていました。
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 この展覧会では、次の6テーマに乗っとって日本が世界に誇る葛飾北斎(1760~1849)の作品219点を展示。
  第1章 画壇への登場から還暦
  第2章 富士と大波
  第3章 目に見える世界
  第4章 想像の世界
  第5章 北斎の周辺 作者未詳の作品や歌川国芳葛飾応為・高井鴻山の作品が展示され     
                   ています。ただし、北斎と彼の娘・応為との合作である菊図や北斎
                   有名作品の下絵、評判になった板絵着色の濤図(私はこの作品をか
                   つて小布施町で観て感動)もここに展示。
  第6章 神の領域

 以下、主作品を絵葉書で紹介。

 富嶽三十六景 神奈川沖浪裏 大英博物館所蔵 50番 この浮世絵は北斎の代表作として有名ですね。
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 諸国滝廻り 和州吉野義経馬洗滝 大英博物館所蔵 68番
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 杜鵲花・子規 大英博物館所蔵 92番
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 鳳凰図天井絵彩色下絵 長野県小布施町岩松院所蔵 199番
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 吉原格子先之図 太田記念美術館 190番 これは北斎の作品ではありません。彼の娘である葛飾応為の作品です。北斎とは違う個性に溢れた作品といえます。
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 見終わった後、眺めた16階からの大阪市内の夜景です。
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 この後、階を降り下の14階の居酒屋「宮崎県・塚田農場」で、私達夫婦の42周年結婚記念日を祝って祝杯を上げました。
 よくここまで続いたなあ、と感慨ひとしお!!