2006-06-26から1日間の記事一覧

熊野別当湛増についての誤説,もういい加減にしてほしいなあ

あるHP(ブログかな)に次のような文章がありました。書いたご本人の責任ではないと思うが,熊野別当を研究している者の立場から言うとこのようなとんでもない誤解はもういい加減にしてほしいと思う。 <「平家の重恩の身」と書かれている湛増は、十八代熊野…

飛鳥・奈良時代の和歌山県「旧南部町」歴史雑感 №Ⅲ

③,南部郷の条里制と景観 条里制とは、古代の律令制府の指令によって碁盤目状に区画された画一的な土地地割のことである。当時の政府は、土地制度である班田収受制度にもとづき農民への土地分与ならびに収公、さらに課税などを円滑におこなうため、その耕地…