今日、すさみ町の雫の滝へ行ってきました。


 昨日(2月4日)、今日(2月5日)と、依頼された講演のため和歌山県のすさみ町の城跡などを訪ね、各地でフィールドワークしてきました。
 その報告はいずれしますが、本日は愛犬たちを連れて久し振りに訪ねた雫の滝(しずくのたき)を紹介します。
イメージ 6

イメージ 1

 この雫の滝は、ジオ流に述べますと、牟婁層群内の打越累層・三尾川累層(30数万年前に形成された地層)の断層を、周参見川の本流が2段構えで流れ落ちことによって造られた滝です。 
 いつ見ても凄く感動を呼び起こさせる滝です。見飽きがしません。

 ただ気になりますのは、岩肌の白さです。これはいったい何なのでしょうね。岩そのものが石灰岩質ゆえのことなのでしょうか。上流に人が住んでいるというのに水は綺麗に澄み切っています。
イメージ 3

イメージ 2

イメージ 4

 寒い中、激しい滝の音と、しばしの孤独を楽しみましたが、ついこの川底から見る空の青さに心をとられてしまいました。
イメージ 5
 寒くさえなければ、いつまでもこの川底に留まっていたかったのですが・・・・。