秋の旬、魚の部。


 紀伊半島に住んでいますと、1年を通じて魚には困りません。
 しかし、秋といえば、サンスマガツオ(スマ)です。 サンマは刺身にしても美味いですが、焼き魚にしてもいいですね。もっとも、刺身やタタキということになると、脂の乗った天然のスマガツオにはかないません。

 スマガツオは東京あたりの呼び名で、高知ではホシガツオ、当地方・和歌山ではヤイトマスといいます。体長は1mぐらいかなあ。

 田辺のスーパー「よってって」の「もとや」魚店で、刺身にしてもらいました。(↓)

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 天然のスマの切り身を拡大してみました。(↓) 脂が乗っていて美味しそうでしょう。

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 でも、2日前買ったものよりも、少しあっさりしているように感じました。旬の魚ですが、微妙な当たり外れはありそうです。

 高知あたりでは、刺身よりもタタキにして食べる方が旨いというそうですが、さてどちらが美味いでしょうね。

 ところで今回、天然のスマをわざわざ取り上げたのは、大阪の阪急梅田デパート本店で和歌山産の全身トロという養殖スマが初めて市場に出されるというニュースが伝わってきたからです。天然のものよりも脂の乗りが好いとの噂があったのですが、誰か事前に試食した人いませんか?
 
 もし食べた人がいたら、感想を聴かせて下さい、後学のために。

[追記]①
 ちょっと情報を誤認していましたので、最後の方、「ところで」から「もし食べた人がいたら」の間の文章を書き換えました。ご了解ください。 
[追記]②
 小倉隆典さんのスマのイラストをあげておきます。
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