新羅仏、そしてついでに、メッセネ・フィガリア国際共同調査シンポジウムについて

 
 素晴らしい新羅仏ですね。ぞっこん惚れ込みました。いつまでも観ていたいです(笑)。
 
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 写真提供は甍堂さんです。感謝します。
 
 
熊本大学ギリシア古代建築調査団
メッセネ・フィガリア国際共同調査シンポジウム
ギリシア古代都市を掘る」
 
主催 熊本大学ギリシア古代建築調査団
日時 平成22124日(土)9時半~5
場所 京都リサーチパーク・サイエンスホール
600-8815 京都市下京区中堂寺粟田町93番地 TEL075-322-7800
JR丹波口駅から西へ徒歩5分、JR京都駅からタクシーで10
   入場無料
 
 秋も深まって参りましたが、皆様にはますますご健勝のことと存じます。
 さて、熊本大学伊藤研究室では1997年から14年間、ギリシア古代都市メッセネの調査を行なってきました。この間、家形墓、アスクレピオス神域、メッセネ神殿、劇場などいくつかの建築調査で学術的成果をあげてきました。
また同じく近くのギリシア古代都市フィガリアにおいて、日本隊として発掘調査を行なうべく予備調査を始めました。フィガリアは未発掘の古代都市で、もし発掘調査が実現できれば、日本の調査隊としては初めてのギリシア発掘となります。
今般、これまでの調査研究の報告を兼ねて、またフィガリアでの新たな発掘調査を期して、外国人研究者を交えて国際シンポジウムを、別紙のとおり開催いたします。お誘い合わせの上、多数ご参加下さいますようご案内申し上げます。
なお開催期日の124日(土)は、京都は秋の行楽シーズンの最後で、ホテル等の予約は非常に込んでおります。早めの予約をお勧めします。
 
930 開会・主旨説明
 古代都市メッセネ及びフィガリアの概況  伊藤重剛 熊本大学 
 
950 研究発表
1)メッセネのアスクレピオス神域の設計
     林田義伸 都城工業高等専門学校教授
2)メッセネのアスクレピオス神殿の研究  
   エリザ・スィウンパラ ギリシア文化省アクロポリス研究所研究員
3)メッセネのメッセネ神殿の復元
   伊藤重剛 熊本大学教授
 
1150 昼食
 
1300 研究発表
4)メッセネの劇場の調査報告
   吉武隆一 熊本大学助教
5)祭壇・ベース・墓:形態と意味の変遷
         ジム・クールトン 元オックスフォード大学教授
6)オリンピア・エピクリオス・フィガリア:時間と空間の旅 
         ヨルギア・ハッジ オリンピア考古学博物館館長
 
1500 休憩
 
1515 研究発表
7)ペリボリアにおける発掘中の神殿に関する考察
         フレッド・クーパー ミネソタ大学教授
8)フィガリアの『オレスタシオンの合葬墓』スタヴーリ聖堂趾建築断片の解釈
     勝又俊雄 女子美術大学教授
 
1630 質疑と討論
 
1700 懇親会(参加無料)