新羅仏、そしてついでに、メッセネ・フィガリア国際共同調査シンポジウムについて
素晴らしい新羅仏ですね。ぞっこん惚れ込みました。いつまでも観ていたいです(笑)。
写真提供は甍堂さんです。感謝します。
メッセネ・フィガリア国際共同調査シンポジウム
「ギリシア古代都市を掘る」
日時 平成22年12月4日(土)9時半~5時
場所 京都リサーチパーク・サイエンスホール
JR丹波口駅から西へ徒歩5分、JR京都駅からタクシーで10分
入場無料
秋も深まって参りましたが、皆様にはますますご健勝のことと存じます。
さて、熊本大学伊藤研究室では1997年から14年間、ギリシア古代都市メッセネの調査を行なってきました。この間、家形墓、アスクレピオス神域、メッセネ神殿、劇場などいくつかの建築調査で学術的成果をあげてきました。
また同じく近くのギリシア古代都市フィガリアにおいて、日本隊として発掘調査を行なうべく予備調査を始めました。フィガリアは未発掘の古代都市で、もし発掘調査が実現できれば、日本の調査隊としては初めてのギリシア発掘となります。
今般、これまでの調査研究の報告を兼ねて、またフィガリアでの新たな発掘調査を期して、外国人研究者を交えて国際シンポジウムを、別紙のとおり開催いたします。お誘い合わせの上、多数ご参加下さいますようご案内申し上げます。
なお開催期日の12月4日(土)は、京都は秋の行楽シーズンの最後で、ホテル等の予約は非常に込んでおります。早めの予約をお勧めします。
9:30 開会・主旨説明
9:50 研究発表
1)メッセネのアスクレピオス神域の設計
林田義伸 都城工業高等専門学校教授
2)メッセネのアスクレピオス神殿の研究
3)メッセネのメッセネ神殿の復元
伊藤重剛 熊本大学教授
11:50 昼食
13:00 研究発表
4)メッセネの劇場の調査報告
5)祭壇・ベース・墓:形態と意味の変遷
ジム・クールトン 元オックスフォード大学教授
ヨルギア・ハッジ オリンピア考古学博物館館長
15:00 休憩
15:15 研究発表
7)ペリボリアにおける発掘中の神殿に関する考察
フレッド・クーパー ミネソタ大学教授
勝又俊雄 女子美術大学教授
16:30 質疑と討論
17:00 懇親会(参加無料)