竹田城跡 №2

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 息子によると,1989年,角川映画天と地と』の撮影のため、一時的に国の許可を得て国史跡の竹田城跡の上に一時的に期間限定で春日山城を見立てた城が再現されたそうです。

 膨大な量の発泡スチロール製の部材と瓦6万枚などおよそ420tの資材をヘリコプターで運び上げ,さらに約1600人の作業員と地元旧和田山町の人々の協力で,約1ヶ月で完成させ、約2週間の間だけ山頂に城を造り上げたそうです。

 『天と地と』は,息子が小さい頃に私とともに映画館で観たそうです。私は覚えていなかったのですが・・・・。
 そして息子は,あれがきっかけで上杉謙信が大好きになったそうです。
 「まさか、あの映画の城のロケ地が竹田城跡だったとは」というのが息子の感想です。

 さらに,息子の話は続きます。
 「和田山で和菓子を買った時のことなんだけど,そこの和菓子屋の店主が、竹田城和歌山城には何らか関連性があるかもっていってたなあ。なんでも和歌山城の別名はその姿から「虎伏城」といわれており、竹田城の別名の「虎臥城」と非常に似てるっていってたっけ」という。

 実は竹田城和歌山城の間には大きな繋がりがあったことが推定されます。

 竹田城和歌山城の間の繋がりを解く鍵は,一時,両地域の領主であった羽柴秀長(羽柴秀吉実弟),その家老の桑山重晴,そして家臣で築城の専門家・藤堂高虎であったことが推定されます。

 ところで,息子から送られて来た写真の中に是非とも,掲載しておくべき写真を見落としていましたので,おくればせながら載せさせていただきます。
 
 写真①,南二ノ丸・本丸・天守台の石垣。

 写真②,南二ノ丸と南千畳方面から見上げた本丸と天守台。

 写真③,天守台から見下ろした南二ノ丸と南千畳。

 写真④,北二ノ丸から遠望した南二ノ丸と南千畳。