京都でまず行きたかった場所・・・・実は・・・・。

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 白峯神社の近くを通ったのは,実は道を間違えたのが原因でした。

 本当は,堀川今出川交差点から南西に向かうべきだったのを東に向かってしまったことがこのような結果に繋がってしまったということです。間違ったことが良かったとは正にラッキーでした。

 しかし,少し時間をくってしまったので,すぐに本来の目的地である南西部に向かいました。

 27日の午前中に是非とも行きたかった場所は,晴明神社(せいめいじんじゃ)つまり陰陽師(おんみょうじ)・安倍晴明(あべのせいめい)を祀っている神社でした。
 
 安倍晴明ってご存知ですか。

 安倍晴明は,10世紀に京都で活躍した陰陽師です。陰陽師というのは,平安時代の最先端をいく学問である天文道・占星術に通じていた陰陽道の専門家として朝廷に仕えていた人物でした。晴明は,星座が急変するのを見て花山天皇が退位するのを予知したり,魔除けの力を使って悪疫難病を退散させたといわれています。

 この晴明神社は,1007(寛弘4)年に一条天皇の勅旨によってこの地に安倍晴明を祀るために創建されました。

 写真① 晴明神社の入口にあたる一の鳥居です。鳥居に掲げられた星印に注目して下さい。あの星印は桔梗印(キキョウイン)といわれ,それには魔除けの力があるとされています。

 写真② 「小さな一ノ橋があります。昔はここを渡って境内に入ったんでしょうね」。【訂正】この「 」の中の文章には大きな間違いがありました。これは,ここに元々あった橋ではなく,現在でも元の位置に存在する再建された一条戻橋以前の一条戻橋の実際の部材を使って再現したミニチュア模型でした。お詫び訂正させて頂きます。なお,このミニチュアの一条戻橋左に膝をついてそっと佇んでいる人形は,晴明が一条戻橋の下に12神将を隠し,時おり式神として使ったことを象徴する人形です。

 写真③ 二の鳥居です。

 写真④ 晴明神社の本殿です。しっかり手を合わせました。

 写真⑤ これは,晴明井です。この晴明井は,晴明が念力で水を湧出させた井戸で,飲用すると悪疫難病が治るといわれています。

 写真⑥ 境内では桔梗(キキョウ)が花開いていました。