京都の白峯神宮といえば・・・・。

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 平安京文化研究会に出席するため会場の京都大学に向かっていたところ,堀川今出川交差点の北東部でふと見た白峯神宮(しらみねじんぐう)で珍しいものを見かけました。

 この白峯神宮の祭神は,12世紀中頃に讃岐に流された崇徳(すとく)天皇と,8世紀中頃に淡路に流された淳仁(じゅんにん)天皇で,白峯神宮は,当初,崇徳天皇の霊を慰撫するため,明治天皇が1868(明治元)年に創建し,後に淳仁天皇の霊も合祀されました。
 なお,末社の供緒社(とものおしゃ)には,保元の乱崇徳天皇に味方して処刑された源為義(みなもとのためよし)・為朝父子も祀られています。

 この神社のある場所は,元来,蹴鞠(けまり)・和歌の家である公家・飛鳥井氏(あすかいし)の別邸のあった所で,境内末社地主神社には蹴鞠神である蹴鞠大明神が祀られています。

 そのため,白峯神宮は,蹴鞠はもとよりサッカー・野球・バレーボールなどの球技の神を祀る神社として関係する人々の信仰を集めています。

 写真① 最初に見かけた光景です。

 写真② 蹴鞠保存会の人々が練習している蹴鞠の光景です。改良された鞠(マリ)の位置に注目。

 写真③ 蹴鞠保存会の人が履いているクツに注目。

 写真④ 近年,建てられた蹴鞠の碑です。