子持ち狛犬

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 旧南部町東岩代集落に東岩代神社(1枚目の写真)があります。東岩代神社は,県民俗文化財に指定された「岩代の子踊り」や南北朝室町時代の棟札で有名な神社です。

 特にこの神社にある江戸時代末期制作の狛犬(2枚目の写真)に注目したいと思います。

 この狛犬は、左右に一対で置かれています。向かって右側の「阿形」の雄の像は、角はなく口が開いています。しかし,向かって左側の「吽形」の雌の像は、1本の角があり口を閉じています。角のない方の像は「獅子」で、角のある方の像は「狛犬」にあたるようです。

 ここでは,3枚目の写真にある,向かって左側の「吽形」の狛犬の像に注目したいと思います。
 その特徴がおわかりますね。そうです。そばに子犬が造形されています。他にもあるでしょうが,この地方では珍しいですね。