『和歌山地方史研究』55号(2008年7月)が発行されました

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 和歌山地方史研究会は,『和歌山地方史研究』55号(2008年7月)を発行しました。その主な内容は以下の通りです。

 本文の中で寺西貞弘氏が粉河寺の創建について論じていますので,最初の写真に国宝の『粉河寺縁起絵巻』の一部を取り上げてみました(絵巻の写真を『週刊 古寺をゆく 26巻』<小学館,2001>より掲載させていただきました)。

 研究
  寺西 貞弘 「粉河寺創建に関する史的背景」
  藤本清二郎 「和歌山城下非人村・非人改役と肝煎」
  山下奈津子 「近世後期,紀州における鷹場の分布について」
  須山 高明 「出版物等にみる近代和歌山の書商たち(前)-喜多村論考の検証を通して-」
 研究ノート
  中村 貞史 「偕楽園焼にみえる『八詠』銘について」
 動向
  村田   弘 「『紀伊考古学研究』10年に想う」
 地方史のひろば
  阪本 敏行 「『とはずがたり』の著者二条と那智御師
  三尾   功 「和歌山城吹上口の発掘に思う-考古学と文献学の連携-」
  藤   隆宏 「将来への説明責任と公文書館制度」
  加藤 幸治 「『日高地域の地引網漁用具および和船』の指定について」
  川口 敦志 「『孫市まつり』記念シンポジウム参加記」
          「2008年度県内博物館・資料館の展覧会情報」
 彙報(和歌山地方史研究会の活動)
  
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