グアテマラの「アンティグア・グアテマラ」(世界遺産)をたずねて

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 9年前の1998年の冬休みに,中米のグアテマラを旅して来ました。
 グアテマラの首都・グアテマラ・シティから西南へ入った所に,古都アンティグアがあります。

 アンティグアの町は標高1520mの高原地帯にある町で,周囲には富士山によく似た美しいアグア火山(3766m)を始めとする3つの火山があります。

 アンティグアは1543年に3代目の首都として創設され,最盛期には人口6万人を記録しましたが,1773年の地震で大被害を受けたため,首都はグアテマラ・シティに移されました。
 この時の地震で壊れた教会や当時の建物は,今でも町のあちこちに残され,独特の町並みを見せています。

 1枚目の写真はラ・メルセー教会の写真です。アメリカ教会美術史上有名な正面の装飾(ファサード)はバロック様式で仕上げられているそうです。
 かつての地震で廃墟となった教会付属の旧教会跡には,大規模な片側吹き抜けの廊下(2枚目の写真)と,広い中庭があり,巨大な噴水が残され,今でも満々と水がたたえられています(3枚目の写真)。

 4枚目・5枚目の写真は元のラス・カプチナス修道院の中庭にある噴水とそれを取り巻く建造物を撮った写真です。現在,この建物は主に廃墟公園,アンティグア市内の遺跡保存のための中心センターとしての役割を果たしています。

 6枚目の写真はアンティグア市内のある通りの写真です。中米らしい雰囲気が漂っていますね。
 背景となっている雲のかかった山は,有名なアグア火山です。雲のため山頂まではっきりと見えないのが残念です。