切手収集の僥倖

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 昨日,ちょっとした御縁から(ただ見知らぬ方と道で立ち話をしただけなのですが),職場の近くにお住まいのS氏が愛情をこめて熱心に長年収集してこられた切手コレクションを譲り受けることになりました。

 私も切手収集家の端くれなのでそれが御縁になったのですが,私の少ないコレクションも今はしまい込んだままになっています。そろそろ陰干しをしてやらなくては・・・・。

 ただ,S氏コレクションの中で凄いのは,スーベニア・シート(切手収集家むけの小型シート)やFDC(初日カバー)のようなもの(それも戦前の地元のものです)がかなりあるということです。

 今回は,スーベニア・シートの中でこのブログの主要テーマにちなむ,台紙(タトゥ)つきの「吉野熊野」(1次国立公園シリーズより)を紹介します。あまり『日本切手カタログ』などでは紹介されませんが,1枚の紙を2枚に折ってすべての面に印刷した表紙つきのシートというのが良いですね。
 
 1949(昭和24)年4月10日発行の切手シートで,「獅子岩」「大峰山」「瀞八丁」「橋杭岩」の4片がシートされています。

 なお,写真のむかって左が台紙(タトゥ)の表紙,右が切手シートです。