草堂寺蔵の観音菩薩立像

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 この妖艶な仏像は,和歌山県西牟婁郡白浜町富田にある草堂寺の客仏・観音菩薩立像です。

 和歌山県博物館学芸員大河内智之氏によると11世紀末期から12世紀初頭ごろにかけて制作されたようです。
 この仏像は,どうやら元来,山口県の日頼寺で祀られていた仏像であったようで,江戸時代に当時の住職によって京都からこの草堂寺にもたらされ,観音堂に祀られるようになったようです。

 でも,写真の撮り方が悪いのか,ちょっと恐いですね。