すさみ町江住奥のサクラから古座川流域の国指定天然記念物群へ


  先月の3月24日に、和歌山県のすさみ町江住奥の大鎌から串本町比曾原の荒れた道をへて古座川町三尾川に行き、国道371号線を通るクマノザクラ、ジオパークがらみの写真撮影旅行をしてきました。

 まずは、大鎌から串本町比曾原の荒れた小道を行く途中で出会ったサクラの光景です。クマノザクラの棲息圏内ですが、ヤマザクラ、クマノザクラの区別はわかりません。
 ジオ的に云うと、ここは約4000万年前から約2000万年前に形成された新生代第三紀牟婁層群の地域です。

イメージ 8
 ここまで来ますと川の水の色がひときわ綺麗でしょう。(↓)
イメージ 1

 ジオ的に云うと、古座川流域は新生代第三紀に形成された牟婁層群や熊野層群などの地層上に、約1400万年前、熊野酸性岩類が噴き出した地域といえます。

 まず天柱岩です。(↓) 2017年11月6日付けの記事「古座川流域の秋今時」とは違った春今時の風情が感じられる景色です。
イメージ 2

 古座川流域のジオパークを代表する国指定天然記念物として有名な一枚岩です。(↓)
イメージ 3

イメージ 4

 国指定天然記念物の牡丹岩です。(↓) 初紹介の岩体です。
イメージ 5

 昨日も紹介しました少女峰です。(↓) ヤマザクラのかそけき姿、見えますか。
イメージ 6

 最後は、国指定天然記念物の虫喰です。(↓) この岩体は、「秋今頃」でも紹介しました。真ん中を中心に、ピカソ風の人の顔に見えませんか? 
イメージ 7