古川の水質が2016年度公共用水域測定結果で全国ワースト1とのこと


 3月30日、地元の新聞・紀伊民報に、私が今住んでいるみなべ町にとって凄く衝撃を与えるニュースが掲載されました。それは同町の南部川支流の古川(2級河川)の水質が2016年度公共用水域測定結果で全国ワースト1だったとのニュースでした。ただ、人の健康に関わるシアンやカドミウムなどの有害物質は環境基準を満たしており、先ずは問題ないとのこと。

 その測定基準は河川の水質指標である生物化学的酸素要求量にあり、古川の年間平均値は1㍑当たり23㎎と、2位の茨城県早戸川下流に比べてもかなり高かったという。もっともこの数値が川のどこで計られた数値かはわかりませんが・・・・。


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 確かに、古川はその時期によっては以前からかなり臭う川として有名で、周辺に住む私は夏季の余りの臭さに時おり町に掛け合ってその対策を求めてきましたが、季節によるばらつきがあるため、あまり効果はありませんでした。

 今回、この現状に対して和歌山県は早速、町と協力して古川への水の流量を増やしたり、事業者に工場排水の下水道接続を要請したりしてこれ以上の水質悪化を防止する方策を打ち出したようですが、さて効果のほどはどうでしょうか。

 ただ、こんな古川であっても渡り鳥である水鳥達にとっては貴重な越冬地だったようで、今年のマイブログでも紹介したように2017年秋から2018年春にかけて、多くのオオバンコガモたち、そしてハシビロガモなどがここを訪れ越冬していました。今はもう北へ帰ったためか、あまり見かけなくなりましたが・・・・。

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 これはいったいどうしたことでしょうね。不思議でたまりません。