酒と手作りの肴。
今晩、紀州の地酒「黒牛」を呑むため、
いくつかの好みの肴を作りました。
まず1品目。これは鶏の八ツ(心臓)とスナズリをスライスしたもの。まず熱湯をかけて簡単に臭みを取り、醤油とみりんで火を通し生姜で味を付けました。上に載っている白いものはここから出た油の塊です。八ツはできるだけ柔らかく、スナズリは少し硬く歯ごたえがあるように仕上げました。
2品目。数の子を醤油とみりんに漬けたものです。これはかなり前から何本か漬けておいたものですが、取り敢えず食べる分だけ少し濃い目の鰹節を入れた醤油と黒砂糖入りの液に漬けて仕上げました。シンプルさだけを狙いました。
3品目。これも長期にわたって前からべんりで酢と赤ジソの液に漬けておいたものですが、蕪の実は柔らかく、茎と葉を硬さを残しつつうまく漬かっていました。茗荷は短期に漬けたものですが、今回はこれらを合わせました。出来るだけ素材の味や歯触りを残すようにしましたが、茗荷は少し苦味が残っていました。少々、漬け過ぎたかなあ。
4品目は、今年知人が送ってくれた千葉県鎌ケ谷の梨です。
これは本来、デザートと見なすべきでしょうが、よく冷えているのでこれも酒の肴の1品に加えました。酒を呑みながら一緒に食べれば、思ったよりも合っていることに納得。
最近は量よりも質ですので、これで十分。
充分に楽しみました(笑)。