城ヶ森山の山麓から亀谷原生林の尾根道をトレッキング ④


 引き返す途中、少し歩いた所で、元K大工学部技官のK君が中央の道を逸れて中津川渓谷のある北端の方に移動し、なにか調べ始めました。褐色の生肌の見えるヒメシャラの木が2本生えているちょっと凹んだ辺りに注目。
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 K君の説明によると、雨の時、落差のあまりない尾根と尾根の間を流れてきた水が、この切れ目から下に落ち、新たな谷を作りつつあるという。
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 それ程驚くべきことではないが、大地がここでも静かに崩れていく様相が直接観察でき、勉強になった。

 後は帰り道で見たキノコたちを観察し、あれやこれやと議論。

 これが躍るキノコ。静止画面ではわからないが、別に撮った動画では確かに動いていた。これは何だ。 
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 5人で寄ってたかってしばしこの動くキノコを見て楽しんでいましたが、やはり中に虫が入っていたようで、途中で虫が出てきてコロンとひっくり返って動かなくなりました。これを見て虫はキノコの毒に当たったんだとか、いや食べるに疲れてそのまま満足して寝てしまったんだとか、論議伯仲。しかし、だれも残り物をいただこうとはしませんでした(笑)。

 黄色く綺麗なキノコ。これは確実に毒キノコだと思ったのですが、いや食べることができるといった人もいてまたもや議論を楽しみました。
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 上の方が虫に食べられたキノコ。これは食用にできるというが、クワバラクワバラ。
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 そして最後に真打登場。これはマッタケだそうです。ほんとかなあ・・・・。
 簡単には信じない私です。
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 色々と議論を楽しみながら、行く時に荷物を置いた所に到着。
 これもトレッキングの楽しみか(笑)。