南部で梅の他に栽培している果物って・・・・。
南部(みなべ)といえば梅というくらい、梅の栽培と、加工製品の生産で有名です。中には南部って梅しかないんでしょう、と簡単に言って私達をガックリさせる人もいます。でも、そうではありません。
台風の前日、散歩ついでに近くの畑を眺めていると、リンゴの摘果をしている人に出会いました。私は南部でリンゴ栽培もおこなわれていることは10年以上前から知っていましたが、摘果している人に出会ったのは初めてでした。
そこで色々と話を伺いました。まず驚いたのは、この小さな畑に3種類ものリンゴが植えられているということでした。
これがお盆前に収穫するという「津軽」(つがる)というリンゴです。
これは「王林」(おうりん)というリンゴです。色はこのままですが、秋に収穫するそうです。「紅玉」の場合が最適ですが、これを使ってアップルパイなどに加工すれば大変美味しいものができるそうです(笑)。
さらに、これは「ふじ」というリンゴです。まだこれから大きくなり、赤く色づいてくる秋の中頃に収穫するそうです。
少し話を聞くと、これらはあくまでも自家消費用に作っているのであって、市場に出すつもりはないとのことでした。
でも、だからといって手抜きをしておらず、消毒(カミキリムシが大敵)、肥料やりは毎年、きちんとやっているそうです。
そして、これがブルーベリー。木数は少ないが、これまた自家消費用に作っているそうです。