赤穂城跡遊行。


 4月3日、室津から車で西に向かい、相生市を通って赤穂市に入り、千穂川を渡って目的地・赤穂城(あこうじょう)に到着。

 赤穂城は、背後に海を控え、本丸を中心に同心円状に展開する本丸と二の丸が、本丸の北側に広がる三の丸と合体した変形輪郭式の城です。なお、天守台は造られたが天守閣は造られなかったようです。

 赤穂城が今のような規模の城に発展するのは、江戸時代初期の正保2年(1645)に浅野長直(あさのながなお、初代紀州藩浅野幸長の2弟にあたるので、紀州にいたこともあるかも)が入封してからのことです。浅野長直は、「忠臣蔵」で名高い事件につながる刃傷事件を起こして藩を改易された有名な浅野内匠頭長矩(あさのたくみのかみながのり)の祖父にあたる。

 長い城壁が続く。何も考えず、写真撮影に専心しつつひたすら先行する友人2人の後を追いかけて歩く(笑)。
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 この門から入る。
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 復元庭園を眺めつつ、しばし本丸で憩う友人。

 1つ1つの段差が大きいため腰が痛くなる石段をへて、天守に上る。(↓) ただし、天守閣はなし。
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 天守台から眺めた大手門(昭和30年に復元)と本丸御殿(復元跡地)。(↓) 綺麗に整地され過ぎているためか昔を偲ぶ風情はあまりありません。まあ、これはこれで好いのですが(笑)。
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 天守台から三の丸にある大石神社(「忠臣蔵」の大石内蔵助を祭神とする)の森を眺める。(↓)
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 残念ながら今回はここへ行かず。(↑) いつかゆっくりと回りたいものです。