たつの市御津町室津の見学。
4月3日、兵庫県のJR姫路駅で大学時代の友人2人(N氏とS氏)と落ち合いました。
まずは室津港へ。
七曲り海岸の途中で一服。風があるためか、海は少し荒れています。
室津は、『播磨国風土記』に室のように風を防ぐ泊りであったと書かれており、奈良時代から港町として栄えていたことがわかります。かつて「室津千軒」とも言われ殷賑を極めていたようです。江戸時代に朝鮮王国からの訪日団である「朝鮮通信使」も室津に立ち寄ったとの記録が残され、今回その宿泊所跡も訪ねてきました。
この檜皮葺きの唐門、江戸期の再建だとのことですが、立派ですね。
でも、この唐門に飾られている竜の彫刻、ちょっと変だと思いませんか。 (↓)
そうです。竜の前足が、まるで馬の蹄のようです。いくら知らなかったとはいえ、面白いですね。
社殿・回廊も国指定重要文化財です。
そして、ここが現在の室津漁港。全く人通りがなく静かなものです。
とりあえず室津の見学は終了。私の長年の願いはかなえられました。