紀伊半島奥・紅葉狩りの旅 ③
みたらい渓谷の場合、その基盤に1400万年前につくられた大峰酸性岩類(花崗岩・花崗閃緑岩)の岩体があります。
私が1人かガイドならばここで滝見物に出かけるのですが、当初の予定通り、車は止まらず・・・・。でも、捨てて置くには勿体ないので、参考までに4年前の9月に撮った写真を4枚あげておきます。(↓)
狭い道をただひたすら前に・・・・水があまり溜まっていない川迫(こうせ)ダムを過ぎ、峠に向かって走行。
途中、印象に残るこんな景色も道の左手にありました。(↓) 秋から冬へ・・・・。
山上ヶ岳や大普賢岳(標高1780m)、行者還岳(標高1546m)と、弥山(みせん、標高1895m)や大峰山系の最高峰・八剣山(はちけんざん、八経ヶ岳ともいう、標高1915m)を結ぶ大峰奥駈道がその上を通る、照明のない行者還トンネル(標高1110m)を潜り抜け、しばらく走った所で停車。
この辺りの山々は約9000万年前につくられた白亜紀の伯母谷川層(砂岩・砂岩頁岩互層)に属する山々。
遠くの山々に既に紅葉は見られないが、白っぽい落葉樹と緑の針葉樹の境目がはっきりと見える。これも見所の1つだとのこと。(↓)
後は国道169号線に出会うまでこの道を下るだけ。
しかし、ここで問題が・・・・。
時間が足らず、しかも行者還り林道が途中で通行止めになっているかもしれないと懸念される事態が・・・・その中で、ここからさらに進むか引き返すかを話し合った結果、残念ながら予定を再び変えここから引き返すことになった。
途中、後ろから来た工事車両と出会ったので、念のため、先導者が通行止めになっているかどうか問い合わせたところ、どうやら引き返したことは正解だったようです。
再び秋の景色へ。(↓) 北角を過ぎた所で休憩し進行方向右側を撮影。
川合の分岐点で、先導車を見失った私達の乗る後続車3両は、再び洞川方面に向かう。しかし、電話連絡を取り合った結果、間違いに気づき引き返して黒滝方面に向かうことになった。
私はこれ幸いと、ひたすら走る車の中から、洞川から川合まで道路に沿って展開する紅葉の写真を何枚か撮る。
綺麗な紅葉・・・・ほんと、何が幸いするかわからない(笑)。
後はもと来た道をひたすら走るだけ・・・・あっちこっち走った後、午前中に通った高速道路を経て、19時頃、車を停めておいた上富田町役場駐車場にやっと帰着。
やれやれお疲れ様。
運転手のKさん、Eさん、運転ありがとうございました。