紀伊半島奥・紅葉狩りの旅 ②
この写真(↑)は4年前の9月に天川村洞川(どろがわ)に行った時に、大峰山寺のある山上ヶ岳(さんじょうがだけ、標高1719m)登山の入口から撮影した山上ヶ岳近辺の大峰山系の山々の写真です。今回、ニコンの望遠レンズを持って来ていなかったので、かつてオリンパスSP-720UZのZOOM・ED4.66-121.2mm機能を使って撮った季節違いの私の写真を再利用することにしました。このカメラは今思えば本当にいいカメラでした。
その後、駐車場に車を停め洞川の集落内(標高820m)を散策しつつ個々に昼食する場所を探すことになりました。
私は6人で名の知れた食堂に入りました。他の仲間も誰呼ぶともなくここに集まっていました。
席に座り窓の外を見ると、近くを流れる川(山上川)で大きな黒いマス(ニジマス、もしかするとアマゴか)が何匹も蠢いているのを見つけました。(↓)
たぶん放流して養殖しているんでしょうね。
私はその食堂でちょっと高かったアユの塩焼き定食をいただきました。(↓)
かつて、この食堂の隣の魚店でアユの塩焼きとアマゴの刺身を買い美味しくいただいたことを思い出しました。
味はまずまずでしたが、お腹が減っていた私はすべてをたいらげました。
食後、集合時間に間に合うように、周辺の写真(↓)を撮りつつ集合場所に急ぎました。この山上川の流れは麓で天ノ川と合流し、南下して十津川(熊野川本流)に流れを注いでいるようです。
橋の上から、集落の北側山麗にある先白亜系南帯の地層の上に展開する晩秋の木々を撮る。(↓)
上の写真の池(↑)が、大峰山で修行中の役小角(えんのおづぬ)がここで発見したとされる水行場のある泉の池です。大峰入峰の修験者達はここで水行して身を清め(↓)、ここに祀られている八大竜王(修験者の守護神)に道中安全の祈願をして山に入って行きます。
かなり色あせていますが、紅葉綺麗で風情があるでしょう。
4年前の9月、私の知人もここの水行場で身を清め、京都聖護院門主宮城泰年師らとともに山に登って行きました。