和歌山県田辺の内ノ浦湾をシーカヤックでまわる。


  7月31日の午後、熊野人倶楽部の斡旋により、和歌山県田辺市西牟婁郡白浜町の境目にある内ノ浦湾をシーカヤックでまわることになりました。
 内ノ浦湾は、田辺湾(古代の「牟婁津」、「牟婁湊」の所在地)の東側中ほどに位置する「鳥ノ巣半島」の根元にある小さな内湾をさしています。何年か前にゴンドウクジラが誤ってここに入り込んできたこともありました。

  私は以前、カヌーに乗り、大きな池で2回、川で1回、家族で遊んだ経験はあったのですが、海でシーカヤックに乗ったのは生まれて初めての経験でした。
  本日、熊野人倶楽部の呼び掛けに応じて参加したのは、私を入れて計4名。

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 インストラクターの指示に従ってレジャーボートや漁船などたくさんの小型の船でごったがえす内ノ浦港を2時ごろ、ゆっくりと船出しました。
 3人乗りのシーカヤックに乗るNさん親子。↓

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 私は熊野人倶楽部主宰のHさん(白中・田辺高校の先輩)と2人乗りのシーカヤックに。
 左手に背中が見えるのが南紀熊野ジオパークガイドのHさん。↓真ん中にシーカヤックに乗ったインストラクチャ―が写っています。

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 海に浮かぶシーカヤックから見る内ノ浦湾の景色は、何ともいえず見事なものでした。

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 湾頭左手に丸山と呼ばれる小島が見えます。↑田辺の町並みの背後に見える中央の山が標高606mの高尾山です。高尾山はかつて信仰の山として有名で、そこには経塚などが営なまれていました。

 これが丸山です。↓ この島は半島の先っぽにあるので、引き潮のときには歩いて渡れます。

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 満ち潮のため今回は行けませんでしたが、湾頭を越えて左手に行くと南方熊楠などとの関係で有名な「神島」かしま、国指定天然記念物)が見えてきます。神島には暖地性の照葉樹林がよく発達しております。
 鳥ノ巣半島には、海食台、海食崖、国指定天然記念物の「泥岩岩脈」などがあります。陸からも海からも見に行くことができます。

 東側に東急ホテルハーヴェスト南紀田辺(マンション)の建物が見えます。ここには私の知人も住み、老後を快適に過ごしておられます。↓

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 左手手前に見えるのが魚の養殖のための生け簀です。↑湾内には色々な生け簀が散在しています。

 今回案内していただいたインストラクチャ―のО氏です。↓ 

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 お陰様で、暑い日差しの中、涼しい潮風を浴びつつ、楽しく1時間あまりを過ごさせてもらうことができました。
 感謝です。