コメツツジの花咲く


口熊野(白浜町)で生まれ育ち、熊野地方の隣町で住んでいますと、熊野原産のものをつい愛好してしまいます。
植物では串本大島原産のオオタニワタリはもとより、熊野古道原産のコメツツジに熱中し、保存・育成につとめています。

コメツツジは4株所有していますが、今回久し振りに1株が4つの花を咲かせました。

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雌しべ1つ、雄しべ5つ、淡紅色の花弁(はなびら)が5枚あります。花弁は5枚、普通のツツジと違ってバラバラにくっついています。

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楕円型の花弁の1枚と楕円型の葉を1枚、並べました。

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花弁(36㎜)の「もと」(基部)が筒状にやや丸まっているのが分るでしょう。この「もと」の部分で5枚の花弁がかろうじてくっついています。
葉(42㎜)は元来もっと小さかったのですが、平地に植えたためかなり大きくなりました。
これじゃあ、もうコメツツジとは呼べないかもしれませんね(笑)。

めったに咲かない花が咲いた。非常に嬉しいです。