熊野川沿いの滝々


熊野川沿いには、有名無名を問わずいくつかの滝があります。

5月12日に新宮市の城下町発掘現場へ出かけた時、熊野川沿いにあるいくつかの滝を見ました。前日の雨のお陰か水量が多くて迫力を取り戻した滝が多かったようです。

田辺市から新宮市に向かって国道(168号線)を行きました。
まず、「布引滝」(注)です。普段は水量が少なくあまり目立たないようですが、今日は違いました。
  (注)この滝を「葵滝」と呼び「布引滝」を三重県側にある別の滝の名前としている
    もいます。実のところどちらが正しいのか私にはわかりません。無責任か 
    なあ(苦笑)。

イメージ 1

見事でした。ただ残念ながら車を駐車できるスペースがなく通り過ぎてしばらく走った所にあったわずかなスペースを選んで停め、そこから撮影スポットまで歩きました。

対岸の三重県側にも、滝を2つ見かけました。望遠を使わなかったため、白い部分が少ししか見えていませんが、「蛇和田滝」が緑の中に浮かび上がるように見えていました。

イメージ 2

もう1つの滝の名前は知りませんが、写真だけ上げておきます。上下2段に分かれているように見えます。

イメージ 5

そして、再び走ると有名な「白見滝」(注)です。それほど高くありませんが、綺麗に流れて見える滝です。
  (注)この滝のことを「葵滝」と呼ぶ方もいるようです。何だかわけがわかりませ
    んね。

イメージ 3

そのすぐ横に火山の噴出によって造られた「柱状節理」(地質学の用語)があります。

イメージ 4

熊野地方で一番有名な「柱状節理」の代表が三重県熊野市の「楯ケ崎」にあります。

最後に熊野川にそって少し下った所から見える対岸の三重県側の二段(注)を望遠で写そうとしたのですが、電池が切れてしまい、残念ながら撮ることができませんでした。
   (注)この滝を取り敢えず「無明滝」と呼んでおきます。