日本史研究の新傾向
私は、今まで中世史研究を中心に日本史研究をおこなってきました。
しかし、私は今、かつて熱中した古代史研究の新傾向をまとめて学習する必要にかられ、一般書を通じて効率的な学習をおこなっていこうと考えています。
昨日、大阪へ行った序でに二冊の本を買いました。
弥生時代は、「紀元前5世紀開始」説から「紀元前10世紀開始」説へ??。
[目次]
第二次炭素14年代革命―プロローグ―
新しい弥生の世界へ
なかなか広まらなかった水田稲作
変わる弥生村のイメージ―弥生集落論の見直し―
弥生文化の輪郭
「イネと鉄」から「イネと石」の弥生文化へ―エピローグ―
あとがき
そして次に、飛鳥時代研究の新しい傾向を学習するため、市大樹『飛鳥の木簡―古代史の新たな解明―』(中公新書、2012年、本体860円+税)を読み、その新しい流れを的確に把握したいと思っています。日本国家誕生の頃のお話です。