熊野本宮大社の春の例大祭―まずは本殿祭―。

 4月15日、熊野本宮大社の春の例大祭が始まりました。
 
 午前8時に本殿広前で本殿祭が始まる予定でしたので、私は午前6時30分頃、この時刻に間に合うように家を出ました。
 
 本殿祭が開始される10分前に着いた時、すでに両方に分かれて設けられた天幕の下に、400名近い人々が集まっていました。
 
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 しばらくして、宮司神職たちが入場してきました。
 
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 宮司以下の祭員たちが所定の座に着き儀式が開始されました。一同起立の上で宮司一拝がおこなわれ、扉が開扉されました。
 ついで、証誠殿(しょうせいでん)の主祭神・家津御子大神(やつみこおおかみ)に神饌が供せられ、さらに祝詞(のりと)が奏せられました(篳篥、笛、篂の演奏)。
 
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 ついで、楽が奏せられ新作神楽が上演されました。まず辻幹雄氏の監修により、
男舞として「熊野」がギター、琴と篠笛、女の子達の歌を伴奏に力強く舞われました。
 これは、ヴィデオに撮りましたが、機会があれば後ほどご披露します。
 
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 そして、その後、巫女舞として「祈り」が舞われましたが、私は急な用事ができたため、この巫女舞を見ることができませんでした。(「熊野」を見終わった後、席を外して少し離れた所へ行っていましたので、てっきり舞が舞われたものと勘違いしておりました。ご指摘がありましたのでお詫びの上、削除させていただきます)。
 
 途中で入り口の所に立つ弁慶とその連れの山伏を見かけました。ここに坊主頭で社僧姿の熊野別当湛増がおればいうことなしだったのですが・・・・。
 
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 宮司玉串奉納後、参列者玉串奉納が始まったが非常に多数の方々がこれに応じたため、かなり時間がかかりました。私も名をよばれたので玉串を奉納させていただきました。
 
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 神饌撤収・閉扉・宮司一拝後、宮司挨拶がありました。非常に長い挨拶であったが、感動を呼び起こす、楽しい内容のご挨拶でした。宮司の人柄が直に現われた素晴らしい挨拶でした。
 
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 宮司以下祭員の退出により、午前部の本殿祭が無事に終了しました。