東京日本橋にある三井記念美術館に行って来ました。

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 6月18日に,日本橋にある三井記念美術館(三井文庫)に行って,茶会に使用する色々な名品を見てきました。

 写真① 三井タワーです。周りの多くのビルを威圧する巨大なビルです。少し迷いつつ,やっと中には入りました。

 写真② ガラスで覆われた茶室の中に,このお茶碗が1つだけぽつんと置かれていました。全く違和感もなく大変様になっていました。ご存知,国宝の志野茶碗・銘「卯花墻(うのはながき)」(桃山時代)です。過去に何回か別の所で見たことがありますが,やはり茶室でこそ様になりますね。

 写真③ 本阿弥光悦作で重要文化財の黒楽茶碗・銘「雨雲(あまぐも)」(江戸時代)です。

 写真④ 本阿弥光悦作で赤楽茶碗・銘「乙御前(おとごぜん)」(江戸時代)です。この「乙御前」は中でも私の好きなお茶碗で,これで一服できれば満足して死ねるなあと思っている茶碗の1つです。
 次にお茶を入れたら割れてしまいそうな脆さを見せているところが,何ともいえぬ奥深さを感じます。

 写真⑤ これも有名なお茶碗です。大井戸茶碗(別名・上林井戸,李氏朝鮮時代)です。かつて豊臣秀吉が所持していたものといわれています。

 写真⑥ 「利休筆 石清水八幡宮社僧・瀧本坊実乗宛消息」(桃山時代)。小田原攻めの際に,秀吉によって惨殺された利休の弟子・山上宗二を悼んで深い悲しみにくれ,秀吉に対する怒りを暗に込めた内容の文言がつづられています。