メコン川畔のラオ族,タイヌー族,サン族が混住するバンボー村にて

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 9月6日
 
 前日宿泊したホテルを出発し,メコン川を下りました。川はあい変らず真中付近で渦巻いていました。

 10時15分,右岸に村が見えてきました。ここが,接岸予定のバンボー村です。この村は,ラオ族とタイヌー族,そしてミャンマーから移住してきたサン族の3族が混住している,26所帯・約100人の小さな村です。
 この村は無医村ですが,小学校は近くにあるそうです。
 生業として,水田中心の稲作農業とトウモロコシ・里芋・タバコ・綿花栽培を中心とした畑作農業,そして漁業などをおこなっているそうです。
 また,この村は織物・酒造りの盛んな村として知られており,一見したところでは豊かな村のようでした。

 1枚目の写真。上陸する前のバンボー村の遠景写真です。他所からこの村に入る道はなく,この船着場が唯一外に開かれた入口だそうです。

 2枚目の写真。灰色の砂丘を上り,緑で囲まれた村に入って行きました。

 3枚目の写真。村に入る途中で,白い紙をつけた竹の棒に囲まれたバナナの葉で作ったものを見かけました。ガイドさんの話によると,これは何か悪いことが起こった時に,これに線香や花,もち米などを添えて川に流したり,このような場所に置いたりして災いをまぬがれるそうです。
 
 4枚目の写真。この村の寺です。近くに太鼓を置いた建物もありました。

 5枚目の写真。村の女性が機織りの前に座って,独特の綺麗な織物を織っていました。これは商品としてその場で売られていました。

 6枚目の写真。簡単な道具を使って焼酎も造っていました。
 
 7枚目の写真。この村で作られる雨季だけの水田の写真です。

 8枚目の写真。ラオスに着て初めて,田の神を見掛けました。

 9枚目の写真。米倉です。「ねずみがえし」の残欠が柱に残っていました。

 14時05分,臨時に設けられた市場(そこでは布の他に,石器や古い壺,銭なども売られていました)で色々なものを買いたかったのですが,船員にせかれるようにして,バンボー村を出ました。
 
 50分の滞在でした。ここではもう少し長くいて,田の神のことなどを取材したり,色々なものを見たかったです。