「田辺祭り」と古座の「河内祭り」

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 『紀伊民報』7月26日付けの「優雅に紀南の夏祭り」の記事を紹介します。

 これは,7月24日・25日に行われた田辺市の「田辺祭り」と東牟婁郡串本町古座の「河内祭り」について書かれたものです。

 「田辺祭り」は闘雞神社の例大祭で,中でもこの記事で語られている笠鉾巡行が有名です。県無形民俗文化財に指定されていますが,いかにも3万8000石の城下町に相応しい祭りである,と評されています。
 隣町なので,去年は写真撮影に出かけましたが,今年は自分の体調を考えて家でTVをみて過ごしました。

 「河内祭り」でおこなわれる水上渡御と古座獅子は,ともに国重要無形民俗文化財に指定されています。船そのものは江戸時代に捕鯨で繁栄した古座の鯨船を軍船に見立てたとされていますが,この祭りの由緒そのものは源平合戦で勝利した熊野水軍の凱旋を祝い,戦死した人々を弔ったことにあるとされています。