冬の榎城塞群(和歌山県日高郡印南町)を歩く

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 昨日の土曜に冬の榎城塞群(和歌山県日高郡印南町)を歩いてきました。

 榎城塞群はこの地方を代表する中世(戦国時代)の山城ですが,大きく4つの城跡からできています。

 1枚目の写真は,今回の最終目的地のⅠの城のある城山です。右の方向へ行けば昔よく登った名杭城(鳴神城)のある「城山」に到達します。
 今回,私は写真の左につながる,名杭の足神さんが鎮座する地点から登り始めました。

 2枚目の写真は,標高200mの地点にある,Ⅰの城の本曲輪(これは「ほんぐるわ」と読みますが,近世の用語では本丸といいます)の一部を撮った写真です。
 周囲を取り囲むように端に土塁の痕跡らしきものがぐるっと見えています。

 3枚目の写真は,この本曲輪の石垣の写真です。もうここしか残っていません。かなり破壊の痕が顕著で,その残骸が下方に散らばっています。

 4枚目の写真は,帰り道で偶然撮った写真です。夕方ですので,左上から西日が射して来ました。デジタルならではの,私が見たままの神秘的な光景が撮れました。
 太陽の光線の屈折によるものでしょうが,不思議としか言いようがありません。

 疲れましたが,新しい発見もあったし,好い写真も撮れたし,満足しました。