トルコのシデ遺跡出土の「ゼウス(ジュピター)神像」

イメージ 1

 シデは紀元前6世紀以後,ビザンツ帝国時代に至るまでの非常に長い間にわたって栄えた都市国家です。

 遺跡には,ギリシア時代の城壁,壮大な円形劇場,アゴラ,ローマ神殿,浴場などの遺構が今でも残されていますが,現在でもリゾート地としてもその名前が知られています。

 この「ゼウス(ジュピター)神像」は,ローマ時代のもので,信仰の対象というよりは,飾り物の彫刻としてつくられたようです。
 現在,シデ博物館の所蔵品です。