足利市内にて。

イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

イメージ 4

 12月25日,東京からJR,地下鉄,東武鉄道を乗り継いで足利市に到着。
 
 まず,足利氏居館(鑁阿寺)の写真。1番目の写真は,鎌倉時代創建の本堂の写真です。2番目の写真は,鎌倉時代創建の鐘楼の写真です。
 
 3番目の写真は,室町時代中期に創建されたという足利学校の濠越しの写真です。
 
 4番目の写真は,熊野那智出身の叡海上人(地蔵上人)が1205年に開いたと伝えられる「権現堂」「立泉寺」(近代になり,龍泉寺と改名)の仁王門です。今回,是非とも訪問して話を伺いたかった所の1つです。15世紀中期には「足利庄熊野宮」ともよばれていたそうです。
 嬉しかったのは,翌日の26日に,開山800季ということで,ご住職らが叡海上人が笈に背負ってきたと推定している秘仏阿弥陀如来像(鎌倉時代初期制作か。像高49㎝,寄木造・阿弥陀定印)を特別に拝観させていただいたことです。しかし,忙しい時期にお伺いしたので,残念ながら『立泉寺略縁起』(江戸時代中期)の現物は拝観できませんでした。
 ご住職およびその息子さんには大変お世話になりました。ありがとうございました。
 
 26日に横浜まで引き返さなければならなかったため,予定していながら行けなかった所もありましたし,「熊野別当琳快」が囚われていた場所や終焉の地もわかりませんでしたが,行って良かったです。